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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter3「初仕事」
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う。
フェイトもなのはもルドガーからは何か一般人が持っていない特殊な雰囲気を感じていたのだった。

「けど本人にそこを褒めても大した奴じゃないとか、20歳の若造に言う台詞やないって謙遜してまうんよねー。まぁそんなとこが気に入ったからなのはちゃん達のサポート頼んだんやけど」

「へぇールドガー君って私達と一つしかかわらないんだね……って今私達のサポートをお願いするとか言わなかった?」

「そうやけど?」

さも当然とでも言うはやての態度にさすがのなのはとフェイトも呆れてしまう。

「言いたい事はわかるよ。別に2人が不甲斐ないからルドガーに2人のサポートと新人達の模擬戦の相手を頼んだ訳やないよ?けどな何事も最初が肝心なんよ。家も土台がしっかりできてなかったら地震がきたら大崩壊」

「確かに……けどやっぱりきたばかりの人にお願いするのはちょっと……」

「そうだよ、はやて。それにルドガーって厨房の仕事も入ってるんだよね?それ以前にルドガーってリンカーコアが……」

正論の中の正論。普通なら何もいい返せないがここで大人しく下がるほどはやては人間ができていない。

「厨房の方と訓練の方はちゃんと本人に厳しくないスケジュールで組むきや。それにまだルドガーの実力を見た訳やないからいきなり新人達の相手はさせへんよ。模擬戦やらなんやらしてから判断するよ勿論。まぁその辺は全然心配いらへんと私は思うんよね」

「けど……」

それでも下がらないフェイト。そんなフェイトにはやては話しかける。

「ほーっておけないんよ……」

「え?」

そう言いながらルドガーの方を見る。
フォワード達に囲まれ楽しそうに話しをしている。

「局員としての立場で言ってる訳ない……一個人としての言葉なんや」

「………」

「勿論私情を挟むんは部隊長としてダメなんはわかってる。けどな思ったんや……ルドガーは私と同じなんやないかと思ったんや」

「はやてちゃんと……同じ?」

「せや。けど正確には私やない……アインスと同じような物を私はルドガーと話して感じた」

「リインフォースさんと同じ物?」

自分の話し方が抽象的なのはわかっているが、今のはやてにはルドガーから感じた事をこんな言い方でしか上手く話せない。

「私はそれが何のか知りたい……もし私の感じた事が本当やったら力になってあげたい……いや私は何もできへんかもしれんなぁ……」

「はやてちゃん……」

それでも何かをしたい。
はやては不十分だと思っていたようだがなのは達には彼女の想いが十分伝わったようだった。

「わかったよ、はやて。けどルドガーの事に関しては私となのはも協力させてもらう事が条件だよ?」

「フェイトちゃん、なのはちゃん……
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