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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter3「初仕事」
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君は…」

拳手してきたスバルの問いに答えたが、スバルを含めたフォワード達の名前を知らない事に気付くルドガー。それに気付きスバルを始めに座っていたフォワード達は起立し自己紹介を始める。

「申し遅れました!私はスバル・ナカジマです!気軽にスバルって呼んでください!あっ、ルドガーさんの作ってくれた食事、とっても美味しいですよ!」

「あ、あぁそうか」

スバルのあまりの元気の良さに少し押されしまうルドガー。

「私はティアナ・ランスターです。お食事美味しかったですクルスニクさん」

「よろしく。それと俺の呼び方はルドガーでいいから」

「そうですか。じゃあ…ルドガーさん、私の事もティアナでいいですよ」

スバルと違い何処かティアナに対して壁を感じてしまう。
特別ルドガーが嫌という訳ではないだろうが・・・

(何だかな…ティアナからはミラと同じ感覚を覚えるんだけど…)

それがツンデレとはわかっているが、ミラの前では口が裂けても言えないし、ティアナにもティアナはツンデレかとは言える訳がないが、名前で呼んでくれと本人が言った事を思い、壁は自分が思っているよりかは小さいと思う事にした。

「自分はエリオ・モンディアルであります!」

「わ、私はキャロ・ル・ルシエです!」

「いや2人とも俺、管理局員じゃないから敬礼とかいらないし、それにそんなに緊張しなくてもいいよ」

「「あっ、はい!」」

(見事にハモったなぁ……)

あまりに2人の緊張っぷり2人には悪いが思わず苦笑してしまう。
見た感じエルと歳が近いエリオとキャロ。エルよりずっと大人っぽく見えるが、やはりルドガーからすれば「大人に合わせようとする子供」にしか見えず、同じようで違う事を目指していたエリーゼの事も思いだす。

「ははっ!そうか。じゃあよろしくな?エリオ、キャロ」

しゃがみ目線をエリオ達と同じにする。
こう言う子供相手には無理に気張るなと言っても逆に気張ってしまう。
エルがそうであったように、その経験を生かしルドガーは2人のその心意気に特に何も言わないようにする。両手を差し出されそれが握手を求めている事に気付くエリオとキャロは一瞬ルドガーの顔を見るが、直ぐにその手を取る……嬉しそうに。

「よろしくお願いします、ルドガーさん!」

「私も!よろしくお願いします!」

「キュク〜!」

「ん?」

頭の上に謎の鳴き声が聞こえそちらを見る。そこにはティポと同じくらいの大きさの白い竜---フリードがいた。

(ま、魔物・・なのか?)

フリードを見て魔物と思うルドガーの考えは仕方ないのかもしれない。
実際にルドガーは竜を相手に戦った事もあるのだから。
フリードはルドガーの頭の上を飛んでいたが、暫
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