第五章 StrikerS編
第百十六話 『集まる仲間』
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とは思いますが…」
「いえ、いい動きをしていると思います。将来有望ですね」
「そうですか?」
「はい。二人には時期を追って接触したいと思います」
「あの二人はまだまだ伸びますからよろしくお願いします」
「はい。任せてください」
それでなのは達の話は終わった。
◆◇―――――――――◇◆
Side シホ・E・S・高町
家に帰るとすでにランとレンが帰っていた。
「あ、おかえりなさい。シホさん!」
「お、おかえりなさい。シホさん…」
「うん。ただいま二人共」
アルトリアもアンリミテッド・エアの中から出てきて、
「ただいま帰りました」
「奏者とアルトリアよ、今帰ったか」
「ネロもただいま」
「うむ、ところでもう食事は作ってあるぞ。余が直々に調理したのだから感謝しながら食うがよい」
「また大きい物言いですね、ネロ…」
そうだね。ネロももうすっかり家で料理をする側になっちゃったから私が料理をする機会が減ったのよね。
初めて食したときはあまりの味にきりもみ回転をした苦い覚えがあるけどね。成長するものね。
ま、私が作った時はみんな美味しそうに食べてくれるけどね。
「それより、二人共。陸士研修生から三等陸士に上がって魔導師ランクもBに上がったそうね。遅ればせながらおめでとう」
「はい!」
「が、頑張りました…!」
「それにしてもランとレンは生まれてくる性別を間違えたのでないか? まるでレンは女子のように気弱だな」
ネロがそんな事をいいだす。
それに対してランが、
「レンはいつまでも泣き虫ですから…」
「ランも少しお淑やかになった方がいいですね」
「いいんです。私はこれでもう進んでいきますからー」
あらら。ランが不貞腐れちゃった。
「それじゃ二人共。他の四人のフォワードメンバーに遅れを取らないように私が直々に教える魔術の授業、そして六課では魔導の勉強を頑張るのよ」
「はい!」
「が、頑張ります…!」
うん。いい返事。これなら大丈夫かしらね。
◆◇―――――――――◇◆
Side 八神はやて
まだ隊舎暮らしではないので家に帰るとヴィータ達が私を迎えてくれた。
「はやて、お帰り!」
「おかえりなさい、我が主」
「うん、ただいま!……………みんな、あと少しで機動六課が完全起動する。だから最後まで付き合ってな!」
「問題ないです。我らはどこまでも主はやての下についていきますから…」
「うん。ありがとな!」
想いを馳せながらも私はまた幸せを噛み締めていた。
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