第五章 StrikerS編
第百十六話 『集まる仲間』
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謎の魔術師…」
「俺もそっちが気になるが、シホの嬢ちゃんと前にあった時に聞いたがどうにもきな臭く嫌な予感がするらしい。
どんな魔術が使えるのかも教える魔術はバラバラで分かっていないからな…」
「不安だなー…」
「ま、今から焦っても捕まえられるわけじゃねーし、キャロの話だったんだからそれで楽しもうぜ?」
「そうだね」
「うん!」
「おう!」
四人が今話題にしているキャロはというと、
◆◇―――――――――◇◆
Side キャロ・ル・ルシエ
私、キャロ・ル・ルシエは使い魔の飛竜フリードと一緒に保護隊のミラさんとタントさんとお別れをしていた。
「じゃあキャロ。忘れ物はないね?」
「はい。本当にお世話になりました」
「あー、いざ行っちゃうとなると寂しいもんだね」
「ミラさん…」
「キャロにはずっといてほしかったよー…」
ミラさんがそんな事を言い出す。
そう言われちゃうと私もまた涙が出てきてしまう。
「おいおい。キャロの保護者の方がいる部隊に行けるんだし…こんな山奥から都会の陸士隊に栄転でもある。華々しい門出じゃないか」
「タントさん…」
そう、フェイトさんの役に立てる仕事ができるんだ。
「あの…私、保護隊でお世話になってお仕事させてもらって、本当に楽しくて…」
「あたしも楽しかったよ。キャロはまだまだちっちゃいけどさ。
一人前の魔導師になれるようにいつか大好きなフェイトさんのこと助けてあげられるようにって…。
いつも一生懸命頑張ってたこと、あたしやタントはちゃんと知ってる…。キャロはもう保護隊員として一人前だからさ。
陸士も魔導師もきっとしっかりとやってけるよ。頑張っておいで!」
「ありがとうございます。頑張ります…ッ!」
「じゃあ行っといでキャロ。気が向いたらいつでも帰っておいで。もちろん仕事は手伝わせるけどね」
「ありがとうございます。行ってきますっ!」
それでミラさんとタントさんの二人と別れて私はフリードと一緒に旅立ちました。
フェイトさんが待っている。だから私は頑張れるんだ。
◆◇―――――――――◇◆
陸士386部隊隊舎でなのはとヴィータが災害担当部・配置課の応接室で担当の人と話し合っていた。
「ナカジマ二等陸士とランスター二等陸士はどうですか?」
「ええ。二人共うちの突入隊のフォワードです。新人ながらいい動きをしていますよ。
二年間で実績もしっかりと積んでいますし、いずれそれぞれの希望転属先に推薦してやらんととは思っていましたが本局から直々のお声がかりとはうちとしても誇らしいですなぁ…」
それから色々と話は交わされていき、
「…まぁ、航空教官のヴィータ三尉や戦技教導隊の高町一尉がご覧になれば穴だらけだ
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