第五章 StrikerS編
第百十六話 『集まる仲間』
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ンの順に答える。
ランはともかくレンはやはり少し気弱なイメージがある。
「ではこちら正規の管理局員としての新しいIDカードです」
「「「はい。ありがとうございます!」」」
それで三人はカードを受け取ると、
「でもランさんとレンさんと一緒に卒業できてよかったです」
「うん!」
「う、うん…シホさんの役に立ちたいから…でもやっぱり部隊に入るのは緊張するね」
「レン、何を言っているのよ。シホさんの役に立ちたいから管理局に入ったんでしょう? 一緒に住むようになったことだしもう遠慮はしないでって言われているじゃない?」
「…そ、そうだけど、ラン姉さんはもっと遠慮を覚えたほうがいいよ?」
「あんたはもっと強気になりなさい」
ランとレンが二人で言い合う。
それをどう止めたらいいかとエリオが迷っているとシャーリーがそこにやってきた。
「エリオ。ランにレンも!」
「あ、シャーリーさん!」
「三人とも更新は終わった?」
「「「はい」」」
「ふっふっふっ…それじゃまずはエリオの方からフェイトさんからお祝いメッセージだよ」
画面が出現し、そこにはフェイトとランサー、アルフ、アリシアが映っていた。
『エリオ。正規採用おめでとう』
「フェイトさん!」
『あたしとアリシアとランサーもいるぞ!』
「アルフ! アリシアさん! ランサーさん! あれ? でもフェイトさんとランサーさんはお仕事じゃ? アリシアさんも魔術事件対策課で、それにアルフも…」
『今は食事休憩中』
『俺もマスターの使い魔だから休憩中だ』
『あたしはちょっとおつかいがあってな』
『私はエリオの祝福のためならいつでも駆けつけるよ!』
四人が一斉に話をしてくる。
『エリオのことだから大丈夫だと思ってはいたけど試験も研修も無事に終わってよかった』
『頑張ったなー』
『ねー♪』
『おう! 頑張ったなエリオ』
「ありがとうございます!」
『出会った頃はあんなちっちゃかったエリオがもう正規の管理局員なんて…私はなんだか感慨深いやら寂しいやらだよ』
「すみません、フェイトさん…」
『なんで謝るの? いいんだよ。エリオが選んだ夢なんだから』
「はい…」
『元気出せ少年!』
「は、はい、アリシアさん!」
『私との約束もエリオはちゃんと守ってくれるもんね』
「友達や仲間を大切にすること。戦うことや魔法の力の怖さと危険を忘れないこと。どんな場所からも絶対元気で帰ってくること! ですよね!」
『そうだよ。六課では同じ分隊だから来月から私や新しい仲間達と一緒に頑張ろうね!』
『俺が槍使いの心得をじっくりと教えてやるぜ!』
「はいっ!」
『それと、ランとレンもこれからもエリオと仲良くしてやってね。同じフォワードの仲間なんだから』
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