暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百十六話    『集まる仲間』
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
妙な顔をするだろうが…」

シホの真実を知っているシグナムは思わずシホに同情をした。
やはりシホは魅了の効果を持っているのだな。と、思ってもいた。

一方、シグナム達と別れたアルトとルキノは隊舎の中を歩きながら、

「隊舎内広いですね」
「ちょっと古い建物らしいですけどね。…ん? ルキノさん。どうかした?」

二人の視線の先では小さい人形のような子が浮いていたのだった。
二人は思わず、

「「か、かわいい…」」

と、呟いていた。

「なに、あの子! 誰かの使い魔とか!?」
「そうかも! あんなちっちゃい子は初めて見るけど!」

それで二人で色々言い合っているとその少女が話しかけてきて、

「あーお疲れ様です。クラエッタ二等陸士とリリエ二等陸士ですね」
「はいっ…」
「え、あ…」
「二人のお話はシグナムやフェイトさんから伺っているですよ。
はじめまして。機動六課機動六課部隊長補佐及びロングアーチスタッフ。リインフォースU空曹長です!」

それで二人は上司だということを悟り、

「「し…失礼しました!」」
「あーいいですよ。そんなに固くならなくて。私のほうが年下ではありますしロングアーチスタッフ同士仲良くやれたらうれしいです」

二人して、

「「あ、ありがとうございます…」」
「はいです」
「『アルト』の事はシグナムによく聞いてたですが私のことは聞いてなかったです?」
「あの、ご家族に『リイン』という小さな末っ子がいるとは伺っていたんですが、まさか、その…こんなに小さいとは……」
「あははーシグナムらしい説明不足さです。あ、それと私以外にもセイバーズのシホさん…シュバインオーグ教導官にも補佐でアルトリア空曹長がいますから後で会っておいたほうがいいです」
「リイン空曹長以外にもこんなに小さい人が!」
「早く会いたい! それにシホさんってあの教導隊の“魔弾の射手”の人ですよね!」
「わー! 憧れですねー!」


◆◇―――――――――◇◆


管理局市民窓口センターでは三人の男女の子達がIDカードの更新を行っていた。

「エリオ・モンディアルさん」
「はい!」
「ラン・ブルックランズさんにレン・ブルックランズさん」
「「はい!」」

三人は呼ばれて窓口まで向かっていき、

「三人ともIDカードの更新ですよね。
エリオ・モンディアルさんの更新事項は武装局員資格と魔導師ランク陸戦B。役職は陸士研修生改め三等陸士。
同じくラン・ブルックランズさんとレン・ブルックランズさんは同じく武装局員資格と魔導師ランク陸戦B。二人共役職は陸士研修生改め三等陸士。
お間違いないですか?」
「はい!」
「大丈夫です!」
「だ、大丈夫です」

エリオ、ラン、レ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ