第五章 StrikerS編
第百十六話 『集まる仲間』
[3/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
い。お前ももう新人気分ではいられないぞ? しっかり頼むぞ。先輩としてな」
「はいっ!」
と、そこに新たに女性がやってきて、敬礼をしながら、
「こんにちは。失礼します! アルト・クラエッタ二等陸士はこちらに―――…」
「あ…! ルキノさん! おつかれです!」
「どうもお疲れ様です!」
シグナムとヴァイスが誰だという顔をしているのでそれをすぐに察したのかアルトが、
「あ、紹介しますね。通信士研修で一緒だったルキノさんです」
「本日より機動六課『ロングアーチ』スタッフとして情報処理を担当させていただきます。ルキノ・リリエ二等陸士です!」
「前所属は次元航行部隊で艦船アースラの事務員だそうで」
「ほう…アースラか。アースラには昔には幾度か大変なお世話になった。艦長のクロノ提督はご健勝か?」
「はい! 今はアースラを降りてXV級新造艦の艦長をされています」
「そうか。お前達の上司については聞いているか?」
「はい……通信主任のシャリオ・フィニーノ一等陸士と…」
「指揮官補佐のグリフィス・ロウラン准陸尉ですね」
アルトとルキノはそう答える。
「おう。そのお若い准陸尉殿とメカヲタ眼鏡の一等陸士がお前らの直接の上司だ。まぁロングアーチのトップは八神部隊長だがな」
「「はいっ!」」
「二人は今後コンビで通信管制や事務作業をしてもらうことになる。
シャリオが戻るまで二人で隊舎の中でも見回っているといい」
「「はい!」」
それで二人は出て行くがアルトがヴァイスに振り返り、
「ヴァイス陸曹。ヘリが到着しましたら…」
「あー通信で呼んでやるよ」
それで今度こそ二人は出ていった。
そんな姿を見てヴァイスは、
「大丈夫なんすかねぇ? あんなガキどもで」
「入隊したてのお前を見て私はまったく同じ感想を持ったものだよ。なぁ八年目?」
「いや、シグナム姐さん。それは言わねー約束で…。ところでセイバーズの隊長ですけど…」
「シュバインオーグの事か? どうしたんだ?」
「いや、俺は尊敬しているんスよ。シホさんのこと。“魔弾の射手”という異名がつけられているくらいっスから射撃の腕はかなりありますし。
それに以前ラグナを立てこもり事件で助けてもらいましたしね」
「ああ。私もデバイスは弓形態があるがシュバインオーグには到底及ばないな」
「早く会いたいッスね。久しぶりに弓の腕を見させてもらいたいんですよ。彼女の腕は神クラスですから」
「そうだな。出向してくればいつでも会えるから今のうちに仲良くしておくのも一つの手だな」
「うっす! それにシホさんは管理局人気ランキングでなのはさんと同等ですから一緒に働ける整備員達は楽しみにしているんすよ?」
「…そ、そうか。シュバインオーグがな。本人が聞いたら微
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ