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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百十六話    『集まる仲間』
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な。教導隊のシホちゃん、なのはちゃん、フィアットちゃんのメンバーを三人も引っ張ってくるのが一番苦労したかもな〜」
「そうですねぇ…」

それで私とシャマルはため息をつく。

「でももうそれも解決して済んだ事や。だから後は余計な揉め事さえない限りレリック事件をこのメンバーで追える事になるな」
「戦力としては十分ですよね」
「そうや」
「まぁ、リミッターの話はこれくらいにしておきまして…いい隊舎の場所が見つかってよかったですね」
「そうやな。交通の便がちょう良くないけどヘリの出入りはしやすいし機動六課にはちょうどええ隊舎や」
「なんとなく海鳴市と雰囲気も似てますしね」
「あはは。そういえばそうやな」
「隊長室はまだ机とか届いてないんですよね?」
「リイン用のデスクでええのがなくってな。今はエイミィさんに探してもらってるんよ」
「そうですか。リインちゃんも常時フルサイズでいられたら良かったんですけどね…」
「ま、それはまだ今後の成長具合やな」

これからが楽しみなことが多いな。頑張らな。


◆◇―――――――――◇◆


…機動六課駐機場ではシグナムとヴァイスが話し合っていた。

「ヘリの実機はまだ来ていないんだな」
「今日の夕方には到着っス。届くのは武装隊用の最新型! 前から乗ってみたかったん機体なんでこれがもー楽しみで!」
「隊員達の運搬がおまえとヘリの主な任務だ。お前の腕からすれば物足りなくはあるかもしれんが…」
「いや、なに。ヘリパイロットとしちゃ操縦桿を握れるだけでも幸せでしてね。めいいっぱいやらせてもらうっスよ!」

ヴァイスがいい笑みを浮かべてそう言った。
そうしていると前方の方から一人の女性が走ってくる。

「シグナム副隊長〜! ヴァイス陸曹〜ッ! アルト・クラエッタ二等陸士、ただいま到着です!」
「ああ、早かったな」
「なんだおめー半年ばかり見ねーうちに背ぇ伸びたか?」
「えへへ、3センチほど」

アルトは元気に答える。

「ヘリはまだ来ていないんですか? あの、JF704式が配備されるって聞いて急いで来たんですよ!」
「まだまだ夕方だ」
「相変わらずだな、アルト。通信士研修は滞りなく済んだのか?」
「はいっ! シグナム副隊長!」

シグナム、ヴァイス、アルトは以前まで同じ部隊で働いていたので顔見知りなのである。
気も知れた友人のようだ。

「ついでにいくつか資格も取ってきました!」

そう言ってアルトは管理局の資格が書かれているIDカードを取り出した。
それをヴァイスは見て、

「うぉ! 生意気な資格が並んでる! アルトのくせに!」
「えへへー…。いつかヘリパイロットのAも取りますよ」
「人員配置の都合で整備員や通信スタッフは新人が多
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