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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter2「状況と今後」
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ンカーコアがない事が判明した。無論はやてもその事を知っているからルドガーに質量兵器使用許可申請を受けるか聞いてきたのだろう。
「一応貰っておくよ。そいつらにはめちゃくちゃ世話になったしさ」
「了解や」
「あとはやて、頼みがあるんだ」
「?なんや?デートのお誘いなら喜んで受けるよ?」
「悪いがそういう話じゃない」
「なーんやルドガー君ほどのイケメンやったらすぐオッケーやのになぁー」
こっちは真面目な話をしたくても向こうがこれでは雰囲気のへったくれもない。
しかし冗談ばかりしていては話が進まないので拗ねた感じのはやてを半ばみなかった事にして自分が尋ねたい用件を話す。
「ここで保護されている間の事なんだが……」
「ん?それなら医務室で言った通り衣食住の事なら心配せーへんでも私らが---」
「それはわかっている。けどやっぱり何もせずずっとここで遊んでいるのはどうも嫌でさ」
流石にこの歳でニートはありえない。
いつかエルにニートと呼ばれ物凄く心に何かがグサってささった音が聞こえた気がしたんだった。
「でさ提案というか、もう頼みなんだけど……」
「????」
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「わかった、ええよ!困った事があったら相談せーゆうたのは私なんやし」
「ありがとう。あの日できなかった事がようやくできるよ」
「そんな大げさなー。まぁ職場の人には私から言っとくからルドガー君さえよければ今日の夜からでも大丈夫やよ」
大げさ……確かに大げさだが本来ルドガーは今はやてに頼んだ事をあの日からする事になっていたのだ。まぁ後悔はないがやはり複雑なのは仕方ない。
「で、ルドガー君の就職先(仮)が決まった訳なんやけど……」
「(仮)とか付けるなよ」
「まぁまぁ」
「で……もしかしてと思うけど、これから話す内容ってギブアンドテイクだったりするのか?」
「察しがええなぁ、流石は大企業でエージェントなんて大層な役職やってただけはあるなー」
「……で?内容は?」
ジト目でルドガーに見られ肩をすくめ苦笑するはやて。協力すると言ったはずなのに見返りを求めるような事をこれからルドガーに言う為か流石にはやても心苦しいようだ。
「実はな……今この部隊ってできてまだ1週間も経ってないんよ」
「そうだったのか?」
はやての口から出た内容で確かに自分が患者第一号だとシャマルが言っていた事を思い出すがまさかそれだけしか経っていないと流石に思ってはなかった。
「うん…人員とかは全く問題ないんやけど、まだ出来たばっかで上手く機能してない部分もあるんよ……あっルドガー君の就職先(仮)は全然間に合ってるから心配い
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