魔法先生ネギま!
0265話
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ってるし、お肉に関してはあやかが用意してくれるらしいから期待してもいいと思うわよ。はい、これ」
そう言って1000円札を渡される。
「あ、アクセル君。お爺ちゃんが呼んでたで。学園長室に来て欲しいそうや」
いざ買い物! と教室から出ようとすると、近衛に声を掛けられる。
「分かった。じゃ、買い物に関しては話が終わってから行ってくるから、千鶴はボランティアを頑張ってこい」
「ええ、お願いするわね」
「何か千鶴ちゃんとアクセル君のやり取りを見てると、新婚夫婦っぽいなぁ」
「あらあら。そうかしら?」
「えー、どっちかと言うと母親と息子じゃないのかー?」
「お、お姉ちゃん!」
近衛の言葉にいらない突っ込みを入れたのは鳴滝姉妹だ。……正確には妹の方は巻き添え以外の何ものでもないな。
実際ホホホホとばかりに笑顔でプレッシャーを発しつつ迫られて半分涙目になっていたりするが……自業自得と連帯責任だと思って諦めて貰おう。巻き添えにされるのは御免だし。
という事で、尊い犠牲となった2人をその場に残して学園長室へと向かう。
……そう言えば、何で女子中学校の校舎に学園長室があるのか未だに理由が不明だな。
目の前にあるドアをノックしながらふとそう思う。
まぁ、恐らく近右衛門の趣味か何かだろう。
あの見た目で女子中学生好きが高じた……のかもしれないしな。
「誰じゃ?」
「アクセル・アルマーだ。呼ばれてると聞いて来たのだが」
「うむ、入りなさい」
中からの返事を聞いてドアを開ける。
学園長室の中には、部屋の主である近右衛門の姿が。そして応接セットのソファには高畑と2-Aの副担任でもある源しずなの姿もあった。その3人の姿を見ながら俺もソファへと腰を掛ける。
「2-A関係者が揃ってどんな悪巧みだ?」
「おいおい、悪巧みは無いだろう」
高畑が苦笑を浮かべながらそう返してくる。
「ふぉふぉふぉ、アクセル君を呼んだのは他でも無い。そもそも君を雇う時に言った事を覚えているかね?」
俺を雇う時? あぁ、そう言えば。
「来月……いや、もう今月か。魔法学校を卒業したばかりの子供が教師として赴任してくるから、いざという時のフォローを頼みたい、という話だったと思うが?」
「うむ、それじゃ。その子供、ネギ・スプリングフィールドというのじゃが明後日に来日する事が決まったので知らせておこうと思ってな」
「それは理解したが、何故高畑や源までここにいるんだ?」
「いや、僕はネギ君とは友達なんでね。それに彼の父親とも縁がある。それにしずな先生は一応魔法について知ってるからね。その関係でだよ」
「父親というと……確か、エヴァをこの麻帆良に封印したナギ・スプリングフィールドと
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