暁 〜小説投稿サイト〜
めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第21箱 「僕も高校生かぁ………って!ええ!!なんで!?」
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何も話してないし、何やら理由があるみたいだけど、聞かないしあってもない。
唯、13組じゃないけど、約束通り学費免除の対象には入れてくれているみたいだ。
それは、とても嬉しかった。
そして… 学園朝礼が始まった。
「世界は平凡か?未来は退屈か?現実は適当か?…安心しろ それでも生きることは劇的だ!」
それは…新生徒会長就任の挨拶…?から始まる。
「そんなわけで 本日よりこの私が貴様達の生徒会長だ。学業・恋愛・家庭・労働・私生活に至るまで 悩み事があれば迷わず目安箱に投書するがよい! 24時間・365日!私は誰からの相談でも受け付ける!!」
めだかちゃんはそう高らかに宣言した。
新生徒会長 黒神 めだか は一気に話題となっていった。
「豪快になっちゃって… いや、元からかな…?」
劉一はそんな新生徒会長を見ていた。
「…それにしても悩み事…ね。ずっと バレない様にはどうすればいいか… とか? 無理だね… 本人だし。」
苦笑いをしつつも、今後の事を良く考える。
でも今はとりあえず、教室に戻っていった。
善吉君がいるとこに…
「隠すのが大変だと思うけれど… まあ、頑張ろう。いや……。」
劉一は、拳を作って上に挙げ、
「ガンバレ!僕っ!」
ぐっと力を入れていた。
そっち方面に頑張って良いの?って思うけれど。
まあ、本人が良いのだからいいのだろう……。
そしてクラスではHRが始まった。
本当の大変な学園生活此処から始まっていった。
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