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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter1「ミッドチルダ」
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ルドガー君の事は私らが責任を持って保護させてもらうから、衣食住の点は心配いらへんよ?」

「頼むよ。次元世界の話を聞いてからそれが一番心配だったんだ」

「よかったなぁ、飛ばされた場所が管理局の施設内で」

全くだ。異世界にたどり着いてそこがこの世界で言う管理外世界で誰にも発見されずにのたれ死ぬなんてごめんだ。そんな自分をミュゼがみたらどう言うだろうか?


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「あら〜?ルドガーったらこんな“ステキ”な場所でキャンプなんてしてたのね。遭難でもしたのかと
思ってたけど違ったのね。え?本当に遭難してた?うふふ、嘘が下手よねルドガーって♪ミラ達にはルドガーは楽しくキャンプしてたって伝えておくわ♪じゃまたね〜」


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(・・・なんて事言いそうで本当に怖い。というか何故俺はミュゼを選択した?)

「ルドガー君?おーい、聞こえとるかー?」

耳元ではやてに話掛けられ現実に戻る。今はここで今後を考えなくてはならない。

「わ、悪いボッーとしてた」

「もうちゃんと聞いてなかあかんよ?自分の事なんやから」

「まぁまぁはやてちゃん。ルドガー君はまだきっと本調子じゃないんですよ」

「それもそうやね・・・・まぁとりあえず今はこれくらにしとこか」

席を立つはやて。まだ聞きたい事があったようだがルドガーの体調を気遣い話はまた後日する事になった。

「あっ、そだルドガー君」

「 ? 」

扉から出ようしたはやてはその場に立ち止まりルドガーの方へ振り替える。

「一応ルドガー君は六課が保護しとる事になるから外には出れへんけどこの六課隊舍内と敷地内なら自由に動いてもええからな」

「ああ、ご丁寧にどうも」

「・・・なんかいきなりワケわからん所に飛ばされて混乱しとるかもしれんけど、私らができる事なら何でも協力させてもらう・・・だから元気出してな?」

わざわざ立ち止まって何を言うかと思えば・・・・思わない気遣いの言葉で軽く笑ってしまう。このはやての言葉は管理局員としての台詞ではないと知り合ったばかりのルドガーですらわかってしまう。それだけを話はやてはルドガーが喋る前に医務室を後にした。

「シャマルさん」

「何ルドガー君?」

「はやてってもしかして・・・おっせかい焼くのが好きだったりする?」

「まぁ確かに・・・でもそこがはやてちゃんのいいところなのよ」

「納得・・かな」

「うふふ、もしかしてはやてちゃんに惚れちゃったのかな?」

「まさか・・・」

ルドガーの否定の言葉でなーんだと詰まらなさそうにルドガーの座るベッドの横に座るシャマル。どんだけLOVE方面に話をでっち上げたかったんだか・・・

「それ
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