暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic12とうとうアイツがやって来た〜Wheel of FortunE〜
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†††Sideルシリオン†††
習慣となっているはやてへの授業を終えて一緒に昼食を摂っている最中、昨夜のことを思い返す。なのは達と共に戦った鬼。これが結構な強敵だった。ユーノとすずかのバインドという協力の下、私やなのは、フェイトの全力砲撃を10発以上着弾させてボコボコにした後、カートリッジっぽいのを4発とロードしたアリサのフレイムウィップという炎の鞭(もはやシグナムの火龍一閃だったな)で、ジュエルシードを強制停止させた。そしてジュエルシードに一番近かったアリサがなんとそのまま封印した。
(少なくともアリサでもジュエルシードを封印出来るだけの魔力を持っている、ということだな)
最低でもAA+ランク。すずかもそれくらい有ると見ていいだろう。問題はそれだけじゃない。先日、ゲームセンターで起こったジュエルシードの暴走。あれを発端として、管理局がこの事件に介入してくることになったんだ。おそらく近日中にアースラが来る。となれば、ジュエルシードを集めるのが苦しくなるのは私とフェイト組だ。
(そんなフェイトは今朝、1つ封印し、そしてなのは達も1つ封印したな)
フェイトの封印した物こそが、都市部において暴走するはずだったジュエルシードだ。なのは達が封印したのは、サッカー少年のジュエルシードだ。大樹暴走には至らなかったようだな。これでなのは組が6つ。フェイト組が4つ。私が10。残り11個。場所は知れている。
だが、少々場所がイレギュラーなところもあり、隠れて封印しに行くのはかなり難しい。一応、魔力探査で鉢合わせしないようにも出来るが、いちいち気を張って魔力を使うのも面倒だ。とまぁそんな厄介な状況だが、それをひっくり返す解決法が1つある。だがそれをやると、完全に彼女たちに恨まれるな。
(ま、それが一番いいんだろうけどな・・・)
正体を知られず、ただひたすらに戦場へ向かい、戦い、勝ち、救い、消える。
「はぁ・・・(だと言うのに、フェイトと会うとどうしても気に掛けてしまう)はぁ・・・」
最低でも9つのジュエルシードをフェイト達に回収してもらいたい。前回の契約時では、足りないと言っていたその数でプレシアは事を強行した。だからここ何度かのジュエルシードの封印を彼女たちに任せたんだが、結果は芳しくない。今さら先の次元世界の歴史通りに進めようとするのもおかしな話だが。
「なんやルシル君。2回も溜息なんて吐いて。食事時にそーゆうんは良うないと思うよ?」
「あ、すまない。少し考え事していた」
悩んでも仕方ない。とりあえずは彼女たちの状況だけは確認しておくか。サーチャーの魔術、イシュリエルにステルス効果を持たせて彼女たちに付けておけばいい。イシュリエルから得られる情報を基にジュエルシードの回収を行おう。
†††Side
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