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ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第23話 魔の森に在るモノ
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ます。類は友を呼ぶと言う奴でしょうか?)
結局短刀が完成するまで、ぶっ続けで作業する事になりました。私も見て口出しするだけとは言え、かなり疲れました。途中で父上が様子を見に来ましたが、私は事情を話すだけにとどめました。今回父上は、母上に厳重注意されたばかりなので大人しく帰りました。余程後ろ髪引かれるのか、帰り際にチラチラとこちらを見ていました。それと、アニーが夕食を持ってきてくれたのが嬉しかったです
最後に私はガストンさんの協力があれば、水減し〜積み沸かし工程を短縮出来ると説明しました。私の言葉にサムソンさんとパスカルさんは、面白くなさそうな顔をしていました。(恐らくメイジの力を借りるのに、抵抗があるのでしょうね。今回の鍛造で一番嬉しかったのは、メイジの力添え無しに極上の短刀を鍛造出来ると証明した事でしょうし)
そんな事を思っていると、サムソンさんが口を開きました。
「まあ、ここに居るメイジは変にでかい顔しないしな……。俺達だけ肩肘張るのは、どう考えても馬鹿馬鹿しい」
サムソンさんの言葉に、パスカルさんも頷きました。私はそれを確認すると、一度大きく頷いてから言葉をかけました。
「ガストンさんに協力してもらって、心金は粘り強く柔軟な鋼を使い、刃金・側金・棟金は硬い鋼を使うようにしてください。それから、この技術を応用した刀剣を楽しみにしています」
私の言葉に、サムソンさんとパスカルさんは大きく頷きました。
「それからその短刀は、ある意味でこの鍛冶場の処女作品です。《固定化》をかけておきますので、記念に2人で持っていてください」
「ある意味?」
私の言葉にパスカルさんが反応しました。どうやら、若干廃テンション入っていた所為で、口が軽くなっていた様です。流石にこれ以上言う訳には行かないので、あの日の事は黙っておきす。代わりに、あの時のロングソードを差し出しました。
「鍛造が可能か、素人が実験した物です」
2人はロングソードを、細部まで見て行きます。そして出てきた感想は、ある意味当然の言葉でした。
「ひでえ作品だな。素人じゃしょうがねえのか?」
「実験品とは言え、この出来は酷いね。鞘に収まっているのが奇跡だ」
私はこの評価に、苦笑いしか出ませんでした。(《錬金》で形を微修正して鞘に収まる様にした。とは、とても言えませんね)
「まあ、そう言う訳です。慣れて来た所で、私用の日本刀を打ってもらおうと思います。刃渡り100サントの大太刀一振り、刃渡り50サントの小太刀二振り、刃渡り30サントの匕首一振りです。ちなみに、大太刀・小太刀・匕首と言うのは日本刀の種類です」
日本刀の種類に、2人が食いついて来ました。仕方が無いので、長さの違いによる呼び方の違いから始
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