第一章
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「そうだよな」
暁羅も仲間達の言葉に頷いた。
「これまでもそうだったけれどこれからは余計にな」
「世の中な、犯罪と同じだけ悪いことがあるんだよ」
若松はここでこう言った、真剣な顔で。
「殺人とか強盗と同じだけ悪いことがな」
「人を悲しませることですね」
「そうさ、それも親御さんにな」
若松は暁羅の顔を見て真剣に話す。
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