第三章
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こう社長に言う、自分のものと同じメニューを食べている彼に。
「そうなっています」
「そうか」
「はい、あれでこれからやっていけるんですか」
「最悪から下はないだろう」
社長は笑ってジャガイモを茹でたものを口の中に入れつつ言う。
「それ以下は」
「今が底だっていうんですね」
「後は上がるだけだろう、違うか?」
「底は抜けるものですよ」
社員はにこりともせず社長に返した。
「そういうケースもありますよ」
「ははは、そうか?」
「というか本当にどうしようもないですよ」
社員は笑う社長に真顔で言う。
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