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魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
スクライア二等陸士
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なせてしまったために降格した。
自分がいなかった現場でも。
長話をしたせいか高町一尉もヴィータ三尉のとなりにいた。
「部下を失ったのは残念だったな。」
「その話は取り調べで聞くよ。」
万事休す。
その時だった。
「全く。だから早く任務を終えなさいと言ったのに。」
高町一尉のさらに後ろに人影があった。
「モンディアル三佐。」
そこには元強行調査専門部隊モンディアル三佐率いる元実行部隊がいた。
機動6課に出向していたモンディアル三佐たちは高町一尉たちを見て、
「高町教導官。あなたの職務は教導です。持ち場に帰りなさい。ヴィータ三等陸尉。あなたは報告書を書くのが遅いのですから早く書きに帰りなさい。そこの二人の新人はまだ未完成。高町教導官の教導を受けなさい。」
何て言うかモンディアル三佐は僕が思っていた以上に凄い人材なのかもしれない。
たった数ヶ月しかいなかったのにここまで相手の事を覚えるなんて。
といっても戦闘じゃ意味がないけど。
「あ〜あ。めんどくさいな〜。まさか元部下(なのはとヴィータ)がいるなんてな〜。」
「スカルン二等空佐。」
高町一尉がなんでスカルン一等空尉の前階級を知っているの?
「あのな〜。俺は二等空佐ではない。それに管理局員でもない。悪いことは言わない。早く帰れ。」
スカルン一等空尉。
彼が負けたところを見たことがない。
そして相手が圧倒的な差に立ち尽くすのはよく見る。
「てめぇらは死んだはずなのに何故生きているんだ。」
「さーて。なんででしょうかね。」
もちろん教えるわけがないけどね。
というか死んでないけどね。
死んでいるように見せたがせいかいなんだよね。
「と言うか私たちはセットで行動するのは決定事項だったりするのよ。」
決定事項だったりするのよ。
が口癖のフォルス空曹長。
「私もいますからね。」
ちょっと影が薄いハル・オオモリ一等空士。
准将は僕のために部隊を動かしてくれるなんて。
嬉しい。
「ちょうどいいですし久しぶりに仕事をしますか。」
モンディアル三佐は何かを企んでいるようだった。
モンディアル三佐の呼び掛けに僕以外の全員が反応した。
「あなた方四人が管理局員に相応しいか調査します。」
調査。
僕たちの部隊の存在意義だったもの。
今では全く意味がないけど。
「モンディアル三等陸佐。」
呼んだのは僕でもなければスターズ分隊でもなかった。
モンディアル三佐を呼んだのは彼女の元弟であるエリオだった。
どうしているのかは謎だけど。
「エリオ。どうしてここに?外は下部隊ががいたはず。」
「みんなが助けてくれたんです。」
僕はみんなが油断している隙に、
「ダブルバインド。」
ここにいる機動6課全員にバインドをした。
いつまで持つかはわからないけど。
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