第一物語・後半-日来独立編-
第三十六章 風断ち行く者《1》
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はい、美鷺ちゃんと御登場です。
介蔵君は名前を覚えられていませんでしたが、気にするなと言うことでここは一つ。
今回は機竜系破族のトオキダニ君が頑張ってくれました。
竜口砲|《ドラゴンブレス》によって辺り一面焼け野原にしてしまい、そこに住んでいた辰ノ大花の住民涙目です。
そんなことはどうでもよく、今回は機竜系破族について少し。
機竜系破族、通称「機竜」と言われており、生存数は正確には把握されていませんが一万いるかいないかです。
崩壊世界に住んでいた痕跡は無く、それもその筈。機竜は異界から付いて来た全く別の生物です。
まあ、面倒だからって理由で破族の一種としてぶちこまれたわけですね。
そんな機竜には二つの種類がいます。
一つは歩行系。
高濃度流魔内や超重力下での生存に長けていますが、鉄より固い皮膚である鎧甲を身にまとっているため動きは鈍いわ飛行は出来無いわで使い難い。
そしてもう一つは飛行系。
空高く飛べ、無酸素のなかを数ヶ月生きられます。
身体も飛行に適した軽装甲であり、鎧甲はあるものの薄いため防御面では歩行系に劣ります。
これら二種は竜口砲と呼ばれる、強力な砲撃が可能であり、身体の構造もそれに適したものになっています。
今回ありました骨格の組み換えがそうであり、放熱器官などはまさに機竜らしい単語ではないでしょうか。
竜口砲食らったら重症は間違い無く、大抵の人は死ぬか重体になるかのどちらかですね。
それを情け容赦無く撃てるトオキダニや、やろうとした日来の連中は頭がイカれてますね、絶対。
手加減するし、どうせ加護付いてるからそこそこ負傷するだけだろ。みたいなことを思っていたのでやったのですが、それでも普通はねえ……。
と今回はここまで。
次回は続きから。
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