第70話
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をここで言えるわけがなく。
「んにゃー、都市伝説みたいなもんだが微妙な所ぜよ。
でも、キョウやんが能力を使った所はマジで見たぜい。」
「俺も何度か見ているぞ。」
「上条当麻まで。」
土御門の言葉に上条も同意する。
彼が一番、麻生の能力を近くで経験した人物だろう。
そんな二人の意見を聞いて少し迷っている制理。
その時、アナウンスが流れる。
どうやら、もうすぐ競技が開始するようだ。
制理の作戦はそれほど纏まっておらず、ハッキリしている作戦といえば麻生の作戦だけだ。
大きくため息を吐くと、制理は麻生の顔を見て言う。
「貴様、本当に大丈夫なんでしょうね?」
制理の言葉に麻生ははっきりと答える。
「任せろ。
あの教師の言葉は俺もムカついているからな。
やるからには必ず成功させてやる。」
「失敗したら・・・・」
「失敗した時の事は考えるな。」
そう言って麻生は立ち上がるとクラスメイトの顔を見渡して、言った。
「俺がやる気を出しているんだ成功するに決まっている。
行くぞ、エリート校をお高く伸びた鼻を折ってやろうじゃないか。」
麻生は振り返り、競技場所に向かう。
それに続くように上条と土御門は立ち上がって、軽くストレッチをしながら麻生について行く。
二人に続くように青髪ピアスや姫神や制理、クラスメイトが立ち上がり麻生について行く。
不思議と麻生の言葉は胸に響いた。
コイツについて行けば、何故だか分からないが勝てる。
そう思ってしまう。
麻生を先頭に彼らは戦場へと向かう。
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