〜It works togetherB〜
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は私は少し席をはずします。どうぞごゆるりと」
ケビンは立ち去り、俺とミラが取り残された
「とりあえず、いろいろ見てみるか」
「うん!」
俺とミラは並んで歩き始めた。沢山並んだテーブルにはおいしそう且高そうな料理が並べられていた
「あ!あれ食べたい!」
ミラはテーブルにある高級料理を周り気にせず食べ始めた。すでに庶民感が出てしまっている・・・
「ん!?あれも!」
「良いよ。俺がとる」
「ありがとー!」
その後もミラはめったに食べられない料理を沢山食べ続けた
『本日はご来船いただきありがとうございます』
「ミラ、始まったぞ」
「んぅ!・・・っ。わかったー!」
料理を呑み込んでミラに仕事の空気が漂う
『―――では本日のメインイベント!船上オークション!』
俺は周りの人に気を配る。幸い、まだ酔っている人はいない
『ではではまず一点目!海の太陽オ―パ−ル!』
始まった。しかし暴徒化する人も親の七光を炸裂するやつも・・・・・いたわ・・・
「180万!」
『180万!でました!他には他には!?』
「・・・・3000万!!」
来たよ。桁違いの額をただ言うだけの七光。その男は長身で残念なことにホステス顔で、隣に座っているメガネは親だろう
『さ、3000万!他に居ませんか!?』
「無理だろ・・・」
「・・・チッ」
あちらこちらで舌打ちが続く
「これ、ヤムル。必要なものだけ買いなさい」
「良いじゃねぇか、キラがほしいって言ってんだから」
その場にいない女性の名前が聞こえた
父親は興味がないように再び視線を前に戻した
『続いて!年に一度の大判振る舞い!ダイヤモンド加工のブレスレット!100万から!』
「おっ!これナマがほしいって言ってたな・・・よし!2500万!」
『に、2500万!他にはいませんか!?』
「クルス、私あの人嫌い・・・」
「同じく同意見」
すると、ここで暴徒が現れた
「てめぇ!少しは周りも考えろ!!」
殴りかかろうとしたその男が急に倒れた。自然にじゃない。なにか強烈なものが上から押し付けられているような倒れ方だ
「!?」
「おとなしくしておれ。お前のほうが迷惑だ」
どうやら護衛の魔導師による魔法だ
俺はさりげなく魔法を飛ばして倒れている男にかかっている魔法を吹き飛ばす
「ッ!?」
案の定魔導師は驚く
俺はテーブルのカクテルを飲みながら知らん顔
『さ、さて、次にまいりましょう!!』
司会者が流れを何とか戻す
その後も七光が炸裂したが、俺がその金額の倍を払って買い取る。理由は簡単。個
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