大和と千李の等価交換?
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しまった。どんな無理難題を言われるのかとドキドキしていたのでなおさらだ。
「昼飯ってそんなもんでいいの?」
「ええ」
「いいよ。それぐらいなら大丈夫だ」
「よし。交渉成立。昼休みを楽しみにしてるわね大和」
大和は千李の隣から翔一にさっきの情報を教えるために翔一の下にいった。がその途中で百代に捕まりお姫様抱っこされていた。ちなみに鉄心はすでに消えていた。そんなことにも動じないさすが変態の橋。
話題が変わり翔一が昨日の帰り同じクラスの女子に色々おごってもらったという話になった。
「つーかそんなに食ったのに夜のパーティでもあんなに食えるなんてどういう腹してんのよ」
「それは別腹だぜ千李先輩」
「はいはい」
「というかそれは普通にお誘いではなかったのかな」
その様子に京が翔一に聞いた。
「さぁ?なんかしゃべってたけど俺はひたすら食ってた。成長期だしな」
「もったいねー!食うもんが違うだろ!」
翔一の言葉に岳人が声を上げる。するとそれを聞いた千李が岳人に告げる。
「そんなこと考えてるから彼女ができないのよ」
痛いところを疲れたのか岳人は崩れ落ちる。そして急に話題が変わった。
「俺はチーズケーキとチョコケーキだったらチョコ派なんだぜ」
「聞いてないし」
「そもそも。話題変わりすぎよ。どういった経緯でそうなったのよ」
千李と大和が突っ込みを入れると一子が声を上げる。
「アタシはチーズ派ー!乳製品ビバ!」
「お前は話に乗るな」
「乙女を代表して私がお仕置きかな」
百代はそういうとにやりと笑い前に出た。百代が出てきたことに翔一は顔を驚愕にゆがめた。
「げ!?ちょ……待て!モモ先輩はただ人を攻撃したいだけだろ!」
「正直それもある。実はそれしかないがな!」
「冗談じゃねぇや!」
翔一は百代が動く前に逃れようと走り始めた。翔一の足は俊足を誇るが今回は相手が悪い。
「ははー。まてー、こいつぅ」
百代はそれを軽々しく追いかけていった。
「ギャアアアアアア!!助けてくれぇぇぇぇ!!」
「ほほえましい光景よねー」
「うん。キャップ必死かつ全力で逃げてるけどね」
そんなことを一子たちが話しているとその間を千李が駆け抜けた。
「ちょ…!千李姉さんまで!?」
「ちがうちがう。あいつら捕まえてくるのよ。他の子に迷惑になるでしょ?」
千李はそういうと目にも止まらぬ速さで百代たちを追尾する。しかも周りにいるほかの生徒には一切の危害を加えていない。そしてあっという間に二人に追いつくと、二人の首筋に手刀を浴びせ気絶させた。そしてグデッとなった二人を抱えると何事もなかったかのように大和た
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