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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第4話 はぐれ悪魔の討伐とジオの力
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がその両足で起っていた。
 その様子に驚いたのははぐれ悪魔だけではなくリアス達も驚いていた。古代の魔法(エンシェント・スペル)が使えるとはいえジオは唯の人間なのだ、それがまさか悪魔の力と張り合えるとは思っていなかったのだ。

「次は俺の番だ!」

 ジオは受け止めていた腕をはじき拳に輝く純黒の波動を纏いはぐれ悪魔の懐に跳び、拳を叩きつけた。

「混沌竜の鉄拳!!」

ドゴン!

「ぐばっ!?」

 はぐれ悪魔は拳の威力で吹き飛んだ。すかさずジオは追撃をかけた。

「オラオラオラオラオラオラ!!」

ドドドドドドドドドドゴ!

「ぐはぁ、ぐえ、おぐ、がは、ぐっ、ぬば、あが、っ調子にのるな〜〜〜〜〜〜!!!」

ブオン!

 拳のラッシュを浴びながらもはぐれ悪魔は尻尾を操りジオの横腹に叩き込んできた。

「ぐっ!」

「「「「「ジオ/先輩/君/!」」」」」

 悪魔は手応えを感じ、笑みを浮かべたが、尻尾を捕まれた。

「〜〜〜いって〜〜!、やりやがったな、おかえしだ〜〜〜!!」

「ぐぐぐっグオオオオオオオオ〜〜〜〜〜!!」

 ジオは掴んだ悪魔の尻尾を振り回し悪魔を壁や床に叩きつけた。悪魔は苦悶の声をあげた。
 そしてそのまま天井に投げ飛ばした。悪魔は天井にぶつかりジオの上に落下して来た。

「混沌竜の咆哮〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

ギュド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!

 ジオから放たれた純黒の波動は天井を吹き飛ばしはぐれ悪魔を飲み込みこんだ。悪魔は断末魔を叫べぬまま消し飛んだ。
 天井がなくなったためそこから夜空が見えた。先ほど放った純黒の波動によって雲も吹き飛び夜空には星空が広がっていた。
 上を見ていたジオは皆に振り返り満面の笑み見せた。
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