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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第4話 はぐれ悪魔の討伐とジオの力
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てとっさに走って朱乃を抱きかかえ跳んだ。
バァッ
「!?きゃっ、ジオ君突然なにを―!!」
ドゴァン!
いきなりのことに朱乃は困惑したが、ジオが跳んだ後すぐに巨大な腕が壁を突き破り打ち壊した。
部長達も突然の事に硬直したがすぐにイッセーを除いてみんな構えた。
「すいません。突然あんなことして」
ジオは朱乃を降ろして謝罪した。
「あらあら、助けていただいたんです、感謝はあっても文句はありませんわ////」
朱乃は若干頬を赤くして礼を言った。
「ちっ、隙を見て一人始末しようとしたが、一人勘がいいのがいたか」
煙が晴れていきその姿があらわになった。さっきのバイザーより小さいか体調三メートルの体躯をしていて、下半身は熊の様に太く毛皮に覆われ爬虫類の様な尻尾を生やしている。そしてひときわ目立つのはその両腕、まるで大木のようなでかさと装甲に覆われていた。
「まさか、もう一体はぐれ悪魔がいたのね。しかも不意を衝いて私の下僕を亡き者にしようなんて万死に値するわ」
リアスははぐれ悪魔に右手を向けた。どす黒い魔力が掌に集まりだした。はぐれ悪魔も身構えた。
しかし、ジオがリアスとはぐれ悪魔の間に入ってきて悪魔の方を向いた。いきなりの事にリアスは動揺した。
「!?ジオ、どういうつもり、邪魔よどきなさい」
「部長、こいつは俺に任せてください。部長達の力を見させてもらいましたから次は俺の番です。その目で見てください。あんたの下僕になる俺の、
滅竜魔導師
(
めつりゅうまどうし
)
、混沌のドラゴンスレイヤーの力を!!」
「・・・・わかったわ。そこまで言うのならその力を見せてちょうだいジオ。私の下僕になるあなたの力、ドラゴンスレイヤーの力であいつを滅しなさい!」
部長の命令を受け俺ははぐれ悪魔に接近した。
(カオスードやこの間の堕天使以来の戦闘だ腕がなるぜ!)
「それじゃ、始めようか!」
「きさま、ただの人間が調子にのるな〜〜!!」
はぐれ悪魔はその巨体から考えられないスピードで腕を振り下ろしてきた。
「!速い」
騎士
(
ナイト
)
である木場も様相外の速さに驚いていた。
しかし、ジオは避けようとしなかった。
「ジオ、何してるだ避けろ!」
一誠は動かないジオに叫んだ。
「死ね〜〜〜〜〜!!!」
はぐれ悪魔の腕がぶつかるその瞬間ジオは動いた。
ズガン!
すさまじい轟音が響いた。はぐれ悪魔は仕留めたと想い笑みを浮かべた。だがその予想は外れていた。
「――――っへへ、オマエ結構力あるじゃねえか。」
「なに〜〜〜〜〜〜〜!?」
ジオはその大木程の腕を片手で受け止めていた。足元の地面は陥没している
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