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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第4話 はぐれ悪魔の討伐とジオの力
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乃を睨みつけるバイザー、朱乃はそれを見て笑みを浮かべた。
「あらあら。まだ元気みたいですね?それなら、これはどうでしょうか?」
そういって朱乃が天に向かって手をかざす。すると――――
カッ!
雷光一閃。天から降り注いだ雷がバケモノに落ちた。
「ガガガガッガガガガッガガガッッ!」
それを受けて、バイザーは激しく感電し。黒焦げになった。
「あらあら。まだ元気そうね?まだまたいけそうですわね」
カッ!
再び雷がバイザーを襲う。
「ギャァァァァァッッ!」
それを受け、また声をあげる。しかし・・・・
「グァァァァアアアアアッ!」
三発目の雷が降り注いだ。
(・・・もしかして朱乃先輩って)
「朱乃は魔力を使った攻撃が得意なの。雷や氷、炎などの自然現象を魔力で起こす力ね。そして何よりも彼女は究極のSなの」
(やっぱりか〜〜〜〜!!)
俺は心の中で絶叫した。
隣ではイッセーが怯えていた。しかたない俺も少し引くし。
俺達の様子を見て部長がいった。
「怯える必要はないわ、二人とも。朱乃は味方にはとてもやさしい人だから問題ないわ。あなた達のこともとてもかわいいと言っていたわ。今度甘えておあげなさい。きっとやさしく抱きしめてくれるわよ」
「うふふふふふふ。どこまで私の雷に耐えられるかしらね?ねぇ、バケモノさん。まだ死んではダメよ?トドメは私の主なのですから。オホホホホホッ!」
朱乃は笑みと共に笑いながらバイザーをいたぶっていた。
「もの足りませんがトドメは部長におまかせしますわ」
もはや消し炭といっていいほど黒こげかしたバイザーから朱乃は離れた。その顔はツヤツヤとしていた。
完全に戦意の失ったバイザーにリアスは歩きだし、地面に突っ伏すバイザーに右手をかざした。
「最後に言い残すことはあるかしら?」
リアスが訊くと。
「殺せ」
バイザーの小さく声を発する。
「そう、なら消し飛びなさい!」
冷徹な一声。その低く冷たい声でイッセーは震えあがっていた。
ドンッ!
リアスの掌から大きくどす黒い魔力の塊がバイザーを飲み込み一瞬で消滅した。
イッセーはあまりの事に驚いていたが、俺としては驚くに値しなかった。理由は最初の親たる混沌竜カオスードだ。
(カオスードは軽く放ったブレスで山を五つも消し飛ばしたしな、俺の感覚がおかしいのかな?)
そんな事を考えながら部長とイッセーの会話聞いていた。イッセーの役割は
兵士
(
ポーン
)
だそうだ。イッセーおちこんでいた。
(イッセーの奴、兵士の特性を知らないのか?―――!)
ジオは朱乃の後の壁から濃い血の臭い察知し
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