第6章 無限時計編
雷光
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・・・。」
ラクサスさんはどこかへ行こうとした。
「待てよ!ラクサス!!」
「このまま妖精の尻尾に戻って来てよ!!」
「マスター!いい加減、ラクサスの破門を解いてくれ!!マスター!!!」
雷神衆の皆さんはそう言う。
しかしマスターは何も言わず、ただ、ラクサスさんの後姿を見るだけであった。
「お兄ちゃん。」
ウェンディが俺の元へ来た。
「大丈夫だった?」
「・・・まぁ、少し予想外の展開もあったが、大丈夫だ。」
「本当に・・・?」
「ああ。」
こうして、この南口公園、空の下でのお祭り騒ぎは終わったのだった。
一方、ルーシィの家にて・・・
「わかった!これは、古代ポタメリヤ語よ!!」
「聞いた事ないわ。」
レビィがあの例の遺品の謎の文字について、調べて見つかったのだった。
「それで、何て書いてあるの、レビィちゃん。」
ルーシィはレビィに尋ねる。
「『時は刻まれ、やがて混沌が訪れる』。」
「時は刻まれ・・・・・・」
「やがて混沌が訪れる・・・・・・」
「そのフレーズ、どこかで聞いたことあるんだけど・・・・・・」
「どこで?」
「えーっと・・・えーっと・・・確か・・・・・・。」
すると、ルーシィは棚にあった本を片っ端から調べた。
少しして・・・
「これでもない・・・これでもない・・・・・・あった!!これだぁ!!!」
ルーシィは1冊の本を手に取ってそう言った。
「この本に『時は刻まれ、やがて混沌が訪れる』ってフレーズが出てくるのよ。」
ルーシィは本を開けて、そう言う。
「どんな内容なの?」
「ええっと・・・確か・・・」
ルーシィはレビィに本の内容の事を話した。
「長い年月に亘って、数奇な運命をたどりながら人々の手から手へと亘って行く、時計の物語。」
ルーシィはそう言い、ページをめくった。
「あ!この柱時計!!」
「どうしたの?」
「ほら、この絵!!」
「んー?・・・あ。」
ルーシィが指を差した絵をミッシェルは見た。そこには・・・
「これ、ただの棒じゃない・・・時計の針だったんだ・・・!」
そう、ルーシィが指を差した絵の柱時計の針は、父から貰った遺品と同じであったのだ。
「じゃあ、コージ君が見つけた歯車は・・・?」
「この柱時計のものかしら・・・。」
「歯車・・・?」
「実はね・・・」
ルーシィは遺品とコージが持ってき
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