暁 〜小説投稿サイト〜
ノーゲーム・ノーライフ〜3人目の天才(ゲーマー)〜
第3話〜「  」の素顔、そして、異世界への誘い〜
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ーもなく、ジャンルすら不明。
決められたルールに従ってさえも罰せられる。
そして、なにより――
ルールを無視した奴が我が物顔で上に立つ――。
こんな人生(クソゲー)、他になんと称されようか。
そんな時――
テロンッ♪
そんな空気をぶち壊すような、軽い音が聞こえてくる。
それに構わずシャットダウンしようとした兄の手を。
――妹が、止める。
【もし、“単純なゲームで全てが決まる世界”があるとしたら―――】
続けざまにメールは送られてくる。
【目的も、ルールも明確な盤上の世界があったら、君達はどう思うかな?】
この文面に、空と白、互いに見合い・・・
兄はキーボードを打つ。
なるほど、そういうことか、と。
『ああ、そんな世界があるなら、俺達は生まれる世界を間違えたわけだ』
―――と、最初に届いたメールの文面になぞられて、
返信する。
――――その一刹那。
真っ暗になった「小さな世界」にはもう住人(ひと)はいなくなっていた。
さて、ここでみなさんに問おう。
――『こんな噂を聞いたことがあるだろうか』――と。
あまりにゲームが上手すぎる者のもとには、ある日、一通のメールが届くという。
本文には―――不明瞭な短い文と、URLが貼られているだけ。
そして、そのURLをクリックすると、あるゲームが始まる。
そのゲームをクリアすると―――――この世界から消えるという。
そして―――――
―――異世界へと(いざな)われるという、そんな『都市伝説』。


・・・・あなたは、信じますか?
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