15話〜襲撃倉持研……そして、現れる侵略者〜後編
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簪が返事をして楯無と共に出てってくれた。
「さぁ、話そうか倉持源蔵」
「………」
「黙りか…」
少し探るか…
「イフリーテス」
「……!」
「やっぱり知ってるんだんな」
「貴様、何処であの方の名を…」
そんなもん…
「戦場で本人から聞いたに決まってんだろ」
「なら、貴様があの方の宿敵か」
「そんな事はどうでも良い」
今は……
「奴…イフリーテスが何処に入るか、教えろ」
俺は気絶しない程度の殺気をぶつける
「ヒィ…!」
倉持源蔵の顔は真っ青になりながらも
「し、知らない!あ、あの方とはビジネスでしか知らない!」
「…嘘じゃねぇだろうな」
「う、嘘じゃない!あの方からコンタクトがない限り、私はあの方の居場所は知らない!」
本当に知らない様だな…
「最後に俺が作ったマルチロックシステムのデータは何処だ」
「そ、それなら、IS委員会に売った…」
「売っただと?」
「ああ、百万ドルで買ってくれたよ、今頃IS委員会所属の射撃型ISに入ってるんじゃないかな」
やつの顔は醜い位の笑顔になっていた。
「そうか…残念だったな」
「なに…?」
「あのプログラムは打鉄弐式以外のISにプログラミングした場合、自己破壊プログラムが作動し消滅する」
「なっ!?」
てな訳で……
「もうすぐ、来ると思うぜ抗議の電話が…」
「ば、馬鹿な」
ピピピッ!
【マスター、ドクター束から緊急通信です】
「束さんから?」
しかも、緊急通信?
「繋いでくれ」
【了解】
スクリーン上に映し出されたのはアークの副艦長席に座る束さんとスコールだった。
『久しぶりだねせっくん☆』
『久しぶりね、刹那』
「ああ、久しぶりだな二人共、それでどうした緊急通信なんて…」
『ええ、さっきまでシャドゥのボルグとスパダに攻撃を仕掛けられたのよ』
「なんだって!?」
糞!もう攻撃を出来る段階まで来てるのかよ…
「それよりも、こっちも知らせる事が有る」
『何を?』
「シャドゥの六天想の一人【炎想】のイフリーテスが地球に来ている」
『『!!』』
『それは、本当なの?』
「ああ、これは確定情報だ」
『だけど、奴らは多分当分は動かないと思うよ』
『ええ、ボルグとスパダをかなり破壊したからね』
「ああ、悪くて夏過ぎ良くて秋前までは何もして来ないと思うが警戒はしておこう」
『了解〜たまにはこっちに帰ってきてね?クーちゃんとまーちゃんが会いたがってたよ』
「わかった、また戻る時に
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