暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0260話
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、目眩ましか!」

 作り出したのが土の盾だったりしたら、この光をある程度ではあるが防げたかもしれない。だが、エヴァが使ったのは向こう側が透けて見える氷の盾だった為、その術者であるエヴァは強烈な光をまともに浴びてしまう。
 ……もっとも、それは俺も同じなのだが。何せ一瞬でも目を瞑ってエヴァの姿を見失うと何をしてくるか分からないのだからしょうがない。
 とは言え、俺の場合は自分で投げたスタングレネードだけに意識と心構えが出来ていた。そして、念動力により周囲を探査するという真似も可能だ。つまり……

「っ!?」

 閃光により目が眩み、周囲の状況が全く理解出来無くなる。だが、俺はそれに構わずに念動力を使いエヴァの位置を補足し、そのまま距離を縮める。

「直撃」

 精神コマンドの直撃を使い、右手を繰り出し……エヴァの張った魔法障壁とやらを直撃の効果でぶち破りそのままエヴァの喉元を鷲掴む。

「ぐっ!」

 まだ視覚の効かないままだが、その呻き声は間違い無くエヴァのものだろう。だが……

「引き分け、か」
「……らしいな」

 憮然とした口調でエヴァが頷く。
 その状態のまま数秒もするとようやく視界が元に戻り、現在の状況がきちんと確認できるようになった。
 俺の右手はエヴァの喉元を鷲掴み、いつでも掻き毟れる態勢だ。だが、同時にエヴァの右手もまたビームソードのようなものを形成して俺の首元へと突きつけていた。
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