Chapter-2 第6話
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捕され、ラダトームの地下牢に送られることとなった。
ハルカは褒美として、マイラの町長から温泉のタダ券と300Gをもらった。
「少ないが、受け取ってくれ」
「いえ。僕は十分満足です。ところで、ローラ姫か竜王について何か知っていることはありませんか?些細なことでもいいんです」
「うーむ、ああ。わしが聞いた噂だと、ここから南にある沼地の洞窟に美しい女が閉じ込められているらしい、とのことだ。……本当かどうかはわからないが、ローラ姫がさらわれたという情報もあって信じているものも多い、これで良いかね?」
「ありがとうございます。調査させていただきます」
「気をつけていけよ。竜王軍がかかわっているだろうからな」
「解ってます」
ハルカはこの一件でマイラの人々に歓迎され、宿屋でも今夜だけだがタダで泊まることが出来た。
もちろん、温泉にも入った。
「この温泉にはリュウマチなど様々な効能もあるんじゃよ。若いお前さんは疲労回復だろうな」
ハルカは一緒に入っている老人と話を幾らか交わした。
「ええ。そうです。それにしても、気持ちいいですね。温泉、僕は好きです」
「そうか。それはいいな」
温泉はハルカの疲労を回復していった。そして、宿屋で一晩を過ごした。
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