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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
後日談12 修学旅行(後編)
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なへのお土産を選んだり。

「やっぱり楽しいよ星達と一緒にいると………」
「はい、私も………」
「僕も!!………でも1つ腑に落ちない事があるんだ」
「何だライ?」
「何でいつも『星達』みたいに星が始めなの!?」
「えっ!?何でと言われてもな………」
「………確かにいつも星だな。我でも良かろうに」
「まあ確かにな。じゃあ………」
「いいえ、駄目です。こういうのは一番上の私が最初って決まってるんです!」
「星さん!?」

何でむきになってるの!?
別に順番でも良いじゃん………

「ずるい星!!僕も!!」
「それにいつ星が一番上に決まった!!我は元王だぞ!!」
「元ですよ。Tシャツにもあったじゃないですか、『長女星』って」
「確かに………」
「ライ、余計な物作るから………」

「じゃあ決定「長女なら時には我慢もしないとな」そんな、レイ………」

そう俺が言うとライと夜美が笑顔に。

「じゃあ決定!!レイ、ちゃんと順番にね!!」
「了解」


その後も俺達は買い物を楽しんだのだった………







「加奈、まだ買うの………?」
「当たり前よ!!せっかくの沖縄なんだし買えるだけ買っておきたいじゃない!!」

そんな加奈の答えにはぁ〜と溜め息を吐く神崎。
両手には大量の紙袋が。

「じゃ、じゃあ先に宅配便に送ってもらわない?このままじゃ荷物が多くて昼食も食べれないよ」
「………まあ確かにそうね。ならそうしましょうか。………でも最後にあそこの店を見てからね」

「えっ………?」

神崎の苦労はまだまだ続くのだった………








「ふむ………」
「フェリア?」

フェリアと一緒に買い物に出ていた桐谷はずっと店の前でかじりついているフェリアに気がつき、見に行った。

「何を見てるんだ?」
「シーサーの置物だ。ウェンディの奴がお土産で欲しいと言っていたのでどれにするのか選んでいたのだが………」
「そういえば言ってたな………」

修学旅行前の夜にゲームに付き合った際に言われたのだった。

『桐谷兄………お土産期待してるっス………』
『私も………何か沖縄らしい物が欲しい』
『私は………その………桐谷とお揃いの………』



「そうだ、それぞれお土産頼まれてんだった………ウェンディには何にすればいいんだろ?」

セインは沖縄らしいもの、ノーヴェを俺とお揃いな物と具体的に言ってくれてるので決めやすいが、ウェンディは特に指定してないので自身のセンスの問題になる。

「私はシーサーの置物にしようと思ったが………どうだろう?」
「いや、な………」

恐顔のシーサーの置物を手に取り、俺に見せるフェリアだが、女の子にそれは
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