暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
十話〜ルーテシアは容赦しない
[2/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ィアナさんからの指示が。
しかし、弾幕に穴を開けるってどういう事でしょうか……?
そんな疑問は後ろから聞こえた声が解決してくれた。
「ショートバスター!」
その声と共に私の横を群青色の光線が通り抜けた。
「行け!アインハルト!!」
「ッ……はい!」
声の主、ランスさんはヴィヴィオさんに対して砲撃を連射しながら私にそう言った。
「うげぇ……ランスさんと〜!?」
「久しぶりだからって手加減はしてやんねえぞ、ヴィヴィオ!」
弾幕を抜けていくときにそんな会話が聞こえた。
ヴィヴィオさんの心底嫌そうな声が印象的だった。
…………………………………………………………………
「見えた!」
あれからさらに増える弾幕を何とか躱しながら(それでも数発被弾し、ライフが2200まで減った)敵陣へと乗り込むと、白いバリアジャケットを纏ったヴィヴィオさんのお母様が見えた。
「青組センターガード、高町なのはより報告。敵フロントアタッカーのアインハルトちゃんが接近中です」
そんな通信の声が聞こえるほどの近距離まで来た。
「ヴィヴィオさんのお母様!一槍お願いいたします!!」
「ごめんね。それは私じゃなくて……」
私の言葉を聞くと、すまなさそうに目を伏せる。
その行動に疑問を抱いた瞬間、真紅の魔力弾が目の前に飛んできた。
慌てて避けると、その先には……。
「私の役目なのだよ。では、一勝負と行こうか」
赤き外套を纏った無手の男性が待ち構えていた。
青組で一番強いであろうヴィヴィオさんのお父様と戦うことが出来る。
私はその事でテンションが上がっていた。
「君は格闘家だったな。ならば同じ土俵でお相手しよう」
「……手加減は不要です」
ヴィヴィオさんの剣の師匠である方ならば当然剣で来ると思っていた私は手加減されている、と思い少し苛立っていた。
「そんなつもりは……毛頭ないぞ!」
「!?」
しかし、お父様はそんな私にそう言うのと同時に踏ん張りの効かないはずの空中でのステップで一気に距離を詰められ、掌打を放ってくる。
咄嗟にガードするも、簡単に弾き飛ばされてしまった。
「ッ…今のは?」
「呆けている暇があるのか?」
食らった時の衝撃がガードの上からも襲ってきたことで怯んでしまった私に連撃を叩き込んでくる。
掌打、手刀、肘鉄、正拳と巧みに攻めて来るお父様相手に完全に防戦一方になる。
しかし、そこで隙を見つけた。
掌打を撃つ前の左半身。そこにカウンターを打ち込んだ。
(決まった……!)
そう思った。
だが、違った。
「あからさまな
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ