お昼休みのひと時
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違うのだ。
「あ〜あぁ、いやな……。
高町さん達がフェレットを病院に連れて行ったとか、家族の事とか話してたんだ」
「そ、そうそう!
お父さんがサッカーが好きとか、お母さんが料理得意とか色々と話してたの!」
俺の嘘に便乗してくる高町さん……。
援護射撃してくれるのは有り難いのだが……俺みたいに嘘吐きに染まるなよ?
キ〜ン〜コ〜ン〜カ〜ン〜コ〜ン♪
そんな事を考えている間に、お昼休み終了を告げる放送が聞こえてくる
その放送に”はっ!”となって反応する3人娘……
「ああぁ!! お昼休みが終っちゃたじゃない!?」
「にゃあぁ!? 私、ご飯少ししか食べてないの!!」
「な、なのはちゃん! それは私達も同じだよぅ……」
急いで元居たベンチに帰る3人……。
だが先ほどの放送を聴き、屋上に居た生徒は皆出口へと向かっていく…。
自分達とは間逆の方から来る生徒を避けながら進む彼女らは中々に勇敢である。
「……俺も教室に行こっと」
俺は生徒達の流れに乗り、出口へと向かうのだった。
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