お昼休みのひと時
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し……どう思う、アリサちゃん?」
「う〜ん、言われてみればそうよね……。
お昼食べている時もなのはから、神田へ会いに行ってたし……
昨日まで『会話すらしない』って感じの関係だったのに……おかしわね?」
「あうあう……」
月村さんに指摘され、バニングスさんも疑いの目でこちらを見てくる。
「アンタ達! 昨日なにがあったのか白状しなさい!
特になのはは私達と別れた後が怪しいわ! それまでずっと私達と一緒だたもの!」
腰に左手を置き、右手の人差し指を”ビシッ”と指してくるバニングスさん
因みに、向けられている人差し指の対象は高町さんである。
「ふぇ!? えっと、その……あの…」
「は・や・く・い・い・な・さ・い!」
「ぶぇ!? うぃだぃよ!? あヴぃざちゃ〜ん!」
バニングスさんの標的となった高町さんは、頬を左右に大きく広げられている
伸縮がいいのか? その頬は伸び縮みが変幻自在となっている……代償として高町さんが涙目になっているが……。
「待て待て、バニングスさん……説明するから高町さんを放してやってくれ」
「アンタが?……まぁ、アンタでもいっか…」
そう言って高町さんを解放するバニングスさん……。
高町さんは頬に手を当てながら『うぅ……酷い目に遭ったの』と言って俺の後ろに非難してくる。月村さん辺りの後ろに行かないのは、この中に味方が俺だけだからだろう。
「(で、でも神田君……あの、その……アリサちゃん達は一般人で…)」
「(ん? あぁ、問題無い……その辺の配慮はするから)」
「アンタ達、こそこそと話すんじゃないわよ! というより神田! 早く説明しなさいよ」
「あぁ、了解……」
まぁ、あれだな……場数の御かげで動じなくなった俺。
「いやね、昨日実は高町さんのお父さんと知り合ったんだよ
それで、俺が高町さんの同級生だって判ると家に来てくれという展開になったんだ。
で! その時に高町さんと話す機会があって、お話しして今の関係になったという訳
……そうだよね、高町さん?」
「ふぇ!? う、うん!
その時、神田君と仲良くなったんだよ、アリサちゃん?」
こんな所だろうか? 流石に高町家の剣士3人を相手に会話した経験があるのだ
この程度の事なら見聞色の覇気を使いまでも無い。……使い過ぎも善くないし。
「待ちなさいよ、アンタとなのはでお話って……何話したら仲良くなるのよ?
はっきり言って、アンタとなのはが会話しても盛り上がるとは思えないんだけど?」
……なんか…恭也さんみたいな聞き方してくるな…この子。
まぁ、言ってることはあってるな。……俺と高町さんじゃあ、会話は盛り上がらないだろうな。所詮男の子と女の子だし……価値観が
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