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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第11話:一休みも必要だわ
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で丸く収まったなぁ……
あの人には他にも色々学びたい事もあるし、今日のお礼ついでにお話を聞きに行っちゃおう。
まだ眠ってなければ良いのだけど……

手ぶらじゃアレなんで、フロントでオレンジジュースを貰いウルフさんの部屋へと訪れる。
すると部屋のドアは開かれて、中からは言い争いをする2人の女性の声が聞こえてきた。
ウルフさん格好いいしモテそうだから、町で知り合った女性とマーニャさんかミネアさんが修羅場になってるのかな?

そう思って部屋の中をソッと覗き込んだら……
中ではマーニャさんとリューノちゃんが、顔を真っ赤にして言い争いを繰り広げていた。リューノちゃんが絡んでるって事は、色恋沙汰での修羅場ではなさそうだ。

「あ、あれシン君じゃないか!? な、何か俺に用事かな?」
「え、えぇ…まあ……」
女性二人の怒気に尻込んでいると、俺に気付いたウルフさんが室内に招き入れる様に話しかけてきた!

「あ、あの……別に急用って程じゃ「何、急を要する話があるのか!? しかも内密になんだね!! そうか〜……じゃぁ仕方ないね! 今すぐシン君の部屋に行こうじゃないか! 急用じゃぁ仕方ないよ!」
この危険な雰囲気に逃げ出す気全開だった俺の言葉を遮り、強引に俺の部屋へと避難してくるウルフさん。








「いや〜……助かった! 良いタイミングで来てくれたねシン君。アイツ等似た者同士だから何時かは喧嘩するだろうと思ったけど、まさかこんなに早く……しかも俺の部屋で喧嘩を始めるとは予想外だったよ(笑)」
確かに気が強い所とかソックリで、何れは喧嘩しそうだったけど……笑い事じゃないだろうに。

「しかし何だって二人が喧嘩を?」
何時かするとしても、夜中に宿屋で……しかもウルフさんの部屋ってのは不自然な気がするなぁ……
やっぱり色恋事ので修羅場かな?

「出だしはリューノなんだ……今日の事で俺に謝ろうと思ったんじゃないかな? それで一人であろう夜に部屋まで来たんだ。でもああ言う性格だろ……素直に謝る事が出来なかったんだと思う。で、出てきた言葉が『今日は良くもぶったわね!』だったんだ……」

何だか状況が想像出来るなぁ……
リューノちゃんの可愛い所は、あのツンデレ所なんだよなぁ……
理解出来ないと腹立たしいだけだけどね!

「俺も面白くなっちゃったから、リューノの言葉に『はいはいゴメンね……じゃぁ痛い所を舐めて治してあげるよ』って言って、アイツの頬をベロって舐めたんだ(笑) そうしたら大激怒してね。まぁ予想通りだったけどね」
そりゃそんなことすれば……(汗)

「でも予想外だったのが、そのタイミングでマーニャさんが夜這いに来たんだ!」
「よ、夜這いですか……? それは何かの間違いでは?」
あの女((ひと)
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