死後の世界に来た友達とメンバー集め
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前にやった作戦の方は成功したみたいで、天使についての情報は手に入ったそうだ。それから戦線ではあまり目立つことはせず、暇で仕方なかった。グラウンドの近くを歩いていると誰かが倒れている人がいた。急いでそこに向かうと、言葉を失った。倒れていたのは
明久「…姫路さん、美波、霧島さん…」
僕が生きていた時に友達だった、姫路さんと美波と霧島がいた。彼女達もここにいるということは現実の世界で死を迎えたということだ…。僕は彼女達を保健室に運ぼうとしたが、三人もいるので、急いで雄二に知らせて手伝ってもらった。
保健室
雄二「くそっ…まさか翔子達まで死んだってのか…」
明久「雄二。信じられないけど、姫路さん達も死んじゃったんだよ…」
僕と雄二は目に映っている光景が信じられなかった。僕達は死んだが、彼女達の死だけは認められなかった…。すると、保健室の扉が開く音が聞こえた。
秀吉「おぉ、明久に雄二。ここにおったのか。」
ムッツ「……やっと見つけた。」
保健室に来たのは秀吉とムッツリーニだった。
明久「秀吉、ムッツリーニどうしたの?」
秀吉「実は仲村にお主達に明日のことを伝えてくれと頼まれての。」
雄二「それで、その内容は何だ?」
ムッツ「……明日、球技大会がある。それで戦線メンバーは全員チームを組んでその大会に出ろと言っていた。」
へぇー。球技大会か。この世界でも、本物の学校のような行事があるんだなぁ。
秀吉「わしらは、正式な参加ではなく、ゲリラ参加で出るのじゃ。後、仲村が言っておったのだが、もし、一般生徒より劣る成績を残したものは、死より恐ろしい罰ゲームをやるそうじゃ。」
一瞬、脳内に邪悪な笑顔を浮かべたゆりさんの顔が浮かんだのは気のせいだろう。
雄二「それだとチームを集めなきゃな。まず、俺と明久は決まりだな。後、秀吉とムッツリーニもだな。」
秀吉「雄二、すまぬが、わしは高松のチームに入ったのじゃ。」
ムッツ「……すまない、俺は竹山のチームに入った。」
雄二「そうか…なら、メンバーを集めてくっか。明久、行くぞ。」
明久「うん、了解」
僕達は保健室を出ようとすると、音無君と日向君が保健室に入って来た。
明久「あれ?どうしたの二人共。」
日向「ここにいたのか、吉井、坂本。お前ら二人はまだどこのチームにも入っていないよな?」
雄二「今から、メンバー集めに行くとこだが…」
日向「だったら、俺のチームに入ってくれよ。まだ俺と音無しかいねぇんだ。いいだろ?」
雄二「あぁ、いいぜ。明久もいいよな?」
雄二の呼びかけに僕は首を首肯する。
雄二「明久もそれでいいだとさ。」
日向「そうか。これで残りは5人か…。次はひさ子をチームに入れたいけど、どこにいるか分かんないだよなぁ
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