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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
役者は踊る
番外編 「佐藤さんの調査報告書:残間兄弟の事情に迫るの巻(前編)」
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「・・・自分のISの特性位は頭に入れておけ、この馬鹿者」

 すっぱーん!と軽快な音を立てて千冬先生の出席簿が馬鹿者(他称)の後頭部に直撃して「あぶぽ!?」という間抜けな悲鳴が響いた。

元気いっぱいつららさんの質問内容が初耳だったのかテンパる山田先生。何を隠そう一夏もその情報は初耳であり、自分で自分のISに吃驚しているという間抜けぶりである。
というかつららさんはそんなことよく知っていたな。言動はあれだけど意外と勤勉なのかもしれない。

「雪片弐型と参型に搭載してあるんだったっけ?展開装甲」
「へーそうなのか。佐藤さんは物知りだなぁ」
「自分のISの特性を赤の他人に教えてもらう奴があるか!」
「一夏ぁぁぁ・・・・・・あれだけ勉強に付き合ってあげたのにお前って奴は・・・!!」
「す、すまん箒、ユウ!今度はちゃんと思えたから、な!」

(ワンサマーの頭脳は相変わらず・・・対するユウ君はちゃんと勉強できる子だねぇ・・・)


結論:ユウ君はしっかり者


なお、千冬は顔には出さなかったが自分も白式の展開装甲を知らなかったためちょっと恥ずかしい思いをしていたことは神のみぞ知る。




PM 0:30


昼休みタイム。

「いいか一夏!待っているだけでは駄目だ!時間が許す限り腕を磨け、鍛え上げろ!剣道もISも体力勝負!そして最後に物を言うのは・・・努力と根性だ!!」
「間違っているぞジョウさん!目の前の困難を打ち破るのは根性でも才能でも奇跡でもない・・・今まで戦ってきた己の闘志だ!!」
「二人とも間違っています!最後に勝利する者は・・・勇気あるものでーーーす!!!」
「それ本質的には全部根性論だよね!?」

そこには謎のカオス空間が広がっていた。

「ねぇ布仏さん?何であそこの4人はあんな話してるんだい?」
「それはね〜・・・おりむーに足りないものは何かって話をしてるうちにヒートアップしたからだよゆーゆー」
(残間弟のあだ名は“ゆーゆー”で決定・・・っと)

めもめも。それにしてもあそこの3人(ジョウ・箒・何故か山田先生)は盛り上がりすぎである。というか山田先生何やってんすか。何故かみんなの背後にソロモン72柱序列8番とかコンガラ童子とかのスタンドが戦っているように見えるのはきっと気のせいだろう。
それにしてもモッピーは原作から脳筋っぽいところがあったけどこの世界のモッピーは別の方向に突き出ているようだ。これも後々何かの手掛かりになるかもしれないからメーモメモメモリータ。

「ちなみにのほほんさん、私にはどんなあだ名付けてるの?」
「え〜?佐藤さんは佐藤さんだよ〜?」
「え、いや、だからあだ名・・・」
「佐藤さんはおりむーやゆーゆーの事どう思ってるの〜?」
「え?別に
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