暁 〜小説投稿サイト〜
【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
役者は踊る
番外編 「佐藤さんの調査報告書:残間兄弟の事情に迫るの巻(前編)」
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のの食生活にズーム、イン!!
(兄も弟も和風朝食セット・・・量も普通か。味覚は似通ってるっぽいね)
ちらりとのぞいたが、別に食いしん坊キャラとか偏食家では無いようで一安心(?)である。
「・・・サトーさん。隣、いい?」
「どうぞどうぞ」
ここでベル君登場であるか。残間兄弟はめぼしい情報がなかったのでせっかくだからベルーナ君の食情報、を・・・・・・。
「ベルーナ君?その料理・・・何かな?」
「・・・オオトカゲの煮込み、らしい」
「参考までに、何でそれ頼んだの?」
「・・・食べたことなかったから。はむっ・・・まあまあ美味しい」
つーかこの学園の食堂にそんなメニューあったのかよ!?どんだけ国際色豊か!?
むぐむぐと料理を咀嚼するベルーナ君は子供みたいで可愛らしいが、その皿に乗った限りなくリアルなトカゲの足がすべてを台無しにしているような気がする。いやむしろギャップで萌えている猛者もいるが、流石に私にそんな高度な妄想はできない。
「明日は・・・サソリの天ぷらにするか、それとも卵かけごはん(※)に挑戦してみるか・・・」
「・・・・・・ゲテモノ料理、好きなの?」
「食べたことのない味が、好き」
(※鶏卵を生食するのは日本人くらいのもので、海外では生卵はゲテモノ食の部類である。詳しくはググるべし)
結論:ベルーナ君は常に新しい味覚を求めている。
ついでに昨日作りすぎたおにぎりをお弁当としてベルーナ君にあげてみた。表情には出ていないが興味津々で弁当を見つめ「ライスボールを食べるのは初めて」と随分ご機嫌だった。かわいいぜ・・・。
ちなみに佐藤さん自身は気付いていなかった。周囲の生徒達がその光景を見て、“佐藤さんはベルーナ君狙い”という見当違いな認識をしていたことを。
「オマエのために よなべして おべんとうつくってきたんだ!」
「佐藤さんが抜け駆けした!ずるーい!」
「くっ・・・!邪魔しちゃいけないオーラみたいなのが漂ってるのがまた悔しい・・・!!」
「ベルーナ君の心と胃袋を鷲掴みにする気か!?やらせはせん、やらせはせんぞ!」
「・・・ホームルームが始まるからとっとと食事を終えんか、馬鹿者共!!」
佐藤さん、実は天然タラシ疑惑浮上。
AM 10:30
「・・・このように、第4世代ISはまだまだ実用化には程遠い状態です。
展開装甲の技術も未だ実験段階ですから、実用化されるのは早くとも2年後くらいと言われています」
「はい!はい!質問があります!織斑君の“白式”の装備の一部に装甲展開の技術が使われてるって聞いたんですけどそこの所どうなんですか?」
「え!?そうなんですか?」
「え!そうなのか!?」
「え?」
「えっ」
「えっ?」
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