第四章 空白期編
第百十二話 『とある魔導魔術師の教導体験記』
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てもいいわ。
だから魔術師による犯罪も最近増えてきているわけだしね。
それを止めるのが私達正しく魔術を使う魔術師の本分。
決して悪の力に使ってはいけない。これは魔導師も魔術師も共通の想い。
だからデバイスで非殺傷になるからといって油断していたら当たり所が悪ければ死ぬ可能性もあるんだから用心して魔術は使用してね?」
優しい笑みを浮かべながらシホさんはそう俺に教えてくれる。
そうだ。魔導も魔術も結局は非殺傷を外せば人殺しの道具になってしまうんだからちゃんとした使い方をしないといけないんだ。
俺も、そう自信を持って人のために使っているということを証明できる人間になろう。
「シホさん! これからも教導のほど、よろしくお願いします!」
「ええ。あなたも将来は立派な魔術師になれるように育ててあげるわ。覚悟しておきなさいね?」
「はい!」
これは、シホさんのおかげで新たな道を開けた俺ことアルテア・スティングの魔術事件対策課での日々の始まりの話である。
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