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ソードアート・オンライン 奇妙な壁戦士の物語
第三話 前・ボス攻略戦
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するように、他プレイヤーたちは拍手をしていき――遂には、全員が大きな拍手をしている。これはつまり、全員が肯定した証だ。

 その拍手が十分鳴り響いたところで手を前に出して制止させ、話をつづける為に口を開く。

「ありがとう。僕からはこれだけや。後はレイドリーダーに従ってくれれば、それでええ」

 そうして、栗色の髪の少年は最後尾のチームメンバーのところに戻って行く。

「――それじゃあ、もう一度確認するが、作戦は前にも話したとおりだ! みんな――行くぞ!」

 青髪の青年の声を合図に、ボス部屋への二枚扉が開かれるのだった――





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