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レンズ越しのセイレーン
Mission
Mission9 アリアドネ
(2) トリグラフ港 A
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 分史ミラをフィールドに残留! ヴィクトル分史を完全スルーしてターンエンド!
 ……すいません。ちょっとふざけないと訳が分からなくなりそうだったので。

 さて、真面目に問います。読者の皆々様。分史ミラ生存を望んだ方は正直に挙手されてください。
 ――。そうですか(←ナニガダ
 これが木崎が辿り着いた結論です。オリ主が語った通りです。行けないなら行かなければいい。行かないのならば、正史ミラ復活の手段として分史ミラを殺す必要性も消えます。今後の展開で正史ミラのポジションは分史ミラが担います。
 正史ミラ放置かよ!! と激怒されたお方。ご安心ください。「あえて」の放置です。正史ミラが時空の狭間に留まることは拙作ではちゃんとした布石です。これがラストを変えます。必要があって正史ミラにはあえて「まだ」復活しないでもらっているのです。
 ……分かっております。もし石をお投げになりたい方は止めませぬ。ただ石を投げるのはお一人様おひとつまででよろしいでしょうか?

 Q,オリ主が持っていた「最後の道標」は誰ですか?
 A,ヴィクトルではありません。早急にお知りになりたい方は第0話「エレクトラ」をご覧ください。
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