第壱拾話 6th Angel (First Half)
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い。こんな忙しい時に誰だ、という怒ったような感情で電話を取った彼だったが、内容を聞いて目が皿のように丸くなる。
「北米支部が…消滅しただと…」
頷きながら事の詳細を聞く冬月。オペレータたちの目線が集中する。
「ああ、わかった。使徒戦後、落ち着いたらまた正式に報告を頼む」
受話器を置く冬月。オペレータに向かって話す。
「先ほど、NERV北米支部が消滅した。衛星画像によると熱、光、その他のエネルギー一切を伴わずに消滅したそうだ。現在は使徒戦中の為気にしなくても良いが、戦闘終了後にまた臨時会議を開く。作業を続けてくれ」
オペレータたちは、顔に戸惑いの色を浮かべながら作業に戻る。冬月はいつもならゲンドウが座っている椅子に腰かけて、同じポーズをとって悩んだ。
「まさか…予想外の出来事だ…」
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