少年期 始まりの第一話 〜初めての戦闘のお話〜 前編
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だ。
次に振り抜いた後、要するにインパクトの瞬間しか能力は発動していない。ならばそれを押さえれば能力は発動しないってことだ。
「――ッハ! 俺のハンデや発動条件はバレちまったか」
「あんな分かりやすかったらな」
少なくとも隠そうとはしていなかった。
バレないようにするならばもっとやり方はあっただろうが、バレても問題ないってことだろう。
地面を揺らして相手を怯ませ、凄まじい衝撃で相手を吹っ飛ばして止めを指す。
なるほど、少なくとも宙に浮いたり衝撃を切ったりされない限り、防ぐのは難しいだろう。
ちなみに宙に浮く例は天津美緒。
衝撃というか振動というエネルギーを切れるやつが天津香珠姫だ。
まあアイツ等は村の秘中の秘だ、まだ世に出ていい段階じゃない。
だから俺がこの模擬戦に出たのだ。
要するに俺は、俺の村の看板背負っているわけだ。
負けられんじゃないか。
「第二ラウンドを、始めようぜ?」
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