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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
第一章 『学園』 ‐欠片‐
第24話 『乙女の悩み』
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」
「あっはは、おう、俺も元気だぞ?」
そんな2人の会話を聞きながら俺達は順調に昼飯を食べていた。
他人の金で食う一番高いランチは格別である。しかもコーヒー付き。
一夏君、本当にありがとう。今日も俺は頑張れそうだ。
おっと、どうやらここで一夏と凰さんの会話に篠ノ之さんが参加、何やら色々ヒートアップし始めている。
だが俺達は動かない、のんびり昼飯を食うことにしよう。
アリアはオルコットさんの膝の上でパンをもぐもぐ食べてるし、オルコットさんも昼食は軽めのサンドイッチとかそんな感じのなので、そんなアリアをニコニコしながら見ている。
うーん、なんというか……姉妹?に見えなくもない。髪の色同じだし。目の色とかは違うけど。
もう大分成慣れたがやはりかなりの破壊力だ。布仏さん、君がここに居なくてよかった。何度もいうがあそこに君が加われば確実に世界と織斑先生が動く。いろんな意味で。
さて、どうやら向こうの3人は長くなりそうだし、恐らく飯食い終わるなあ――そういえば。
そうだ、梓姫に聞いておくことがあったんだ。
「なぁ、梓姫」
「ん……? どうした悠、オレがどうかしたのか?」
「いや、ちょい聞きたいことがあるんだけどさ」
「聞きたい事? なんだよ、オレで答えられることならスリーサイズと女の敵になりかねない質問以外なら答えてやるぞ」
「流石にそんなセクハラまがいな事はしないし訊かないし興味もない」
「何ッ……興味がないのか!? つ、つまりお前は異性に興味がないというのか!?」
何を言いやがりますかコイツは。
俺はため息をついて頭を抱える。
そして残り少なくなっていた昼飯を食べてしまうと、再び言葉を紡いだ。
「……いや、そんなことないけどさ。 話戻していいか?」
「――流石にオレが悪かった。 それで? 何だよ」
というか梓姫さん、貴女イケメンってだけじゃなくてそこに綺麗かつスタイルがいいというもう完全に同性に対して止めを刺すくらいの容姿してるんだぞ。
これでしおらしかったらなあ、と考えるが無駄なんだろう。
というかコイツのしおらしい姿って何だよ、逆に怖いわ。
「今本人は向こうでちょこんとオルコットさんの膝の上に座って昼飯食ってるけどさ、アリアから話聞いたけど――お前、専用機持ち?」
「あー……そうか、こないだ屋上で返答してなかったのかその件については。そうだぜ、確かにオレは専用機持ちだよ 一応、日本のある企業の所属になってる」
「ある企業? どこだよそれは」
「……訊いて後悔しないか?」
「しないから」
「本当だな?」
「本当にしねえよ」
すると梓姫はただ一言『わかった、覚悟はあるんだな……』と言うと自分の残り少なかった和風定食を食べ終えるて、お茶を飲む。
「――『倉橋
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