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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
第一章 『学園』 ‐欠片‐
第24話 『乙女の悩み』
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――人生において、悩むというのは重要なことである。 悲しいこと、苦しいこと 悩みがどんなことであれ、悩み思考するというのは人を成長させる。
――ここにまた、とある人間関係を悩む少女が居た そして、その悩みを打ち明ける。
『彼女もまた、悩み、苦悩して、そして決断して強くなるのだから』
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梓姫と凰さんが転校してきて数日。やっと周囲は落ち着きを見せてきた。
とりあえず梓姫は転校時にやらかした事については、ちゃんとクラス全員の前で『正確には、アリアとは昔なじみであの時はオレも久しぶりに会ったせいで自分を見失っていた』と釈明した。
彼女の釈明で、ちゃんと理解は示してもらえたそうだが、どうやら楯無から聞いた話だと俗に言う薄い本が製作されているとかなんとか。
本当に恐ろしい、なんというか戦場より恐怖を覚えるとか末恐ろしいわIS学園。
ふと思えば、学園で生活を始めてから結構長い期間がもう経過したなあと思う。
最近オルコットさんの機体の関係のことで主任には直接会ったが、レオンさんやエディさんとは殆ど定期的な連絡や電話でしか会話していない。
そう考えれば、懐かししさと寂しさを覚えてしまう。元気にしているのだろうか、エディさんは真面目な人だからあの変態達相手に過労で倒れないかとても心配だ。
本当にその点だけは心配なのだ。俺もアリアも最も危惧している事態だ。うん、あの人倒れたら多分フランス政府も企業も確実に歯止めが利かなくなって大変なことになる。
フランスや企業といえば、未だにフランスに居るシャルロットだが、どうやらIS学園に来る目処が立ったらしい。
先日、部屋で同室のアリアと共にビデオ通話で定期的な連絡を入れたが、その時に対応したのが運よくエディさんだった。
なんというか、その時対応したエディさんは完全に疲れている顔をしていた。恐らく、軍の仕事が原因ではないだろう。確実にあの『へんたいたち』だろうと俺たちは確信した。
話を戻そう、その時にエディさんから話を聞いたのだが、どうやらシャルロットの専用機が完成したらしい。
現在は最終調整と、会社用のテストデータに……開発部の人達が『試験的な武装』を搭載していると言っていた。
ラファール・リヴァイヴの後継機開発、という事でシャルロットの専用機の拡張領域はかなり広いらしく、そこに搭載するという話があったのだが、そこまでいいいんだ。
ここでまた嫌な予感。念のためにエディさんには確認したが試験兵器を開発しているのは『ネクスト・インダストリー社』だ。
……ああ、嫌な予感しかしない。というよりここ最近は変態達に悩まされることがとても多い気がす
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