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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
第一章 『学園』 ‐欠片‐
第21話 『嵐の後の静けさ』
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採掘にも使用できるッ!』
『それさ、ドリルも同じじゃない? 地球上での活動を考えるなら、災害現場の救助とか考えて機動力を上げるべきだと俺は思うけどなあ だからISの機動力をよりいいものにするために操縦者の意思疎通をダイレクトに伝えるフレームとかどうよ、ほら今連載してるロボット漫画に出てるみたいな奴』
『宇宙海賊になるのが私の夢なんです……だからあらゆる衝撃や攻撃にある程度耐えれるマントなんてどうですか』
『宇宙や地球上での活動を考えるなら、例えばIS専用の移動要塞とか……あ、勿論モデルは海賊船で』
『君たちは――実に馬鹿だなぁ』
『しゅ、主任!?』
『馬鹿だな君たちは、簡単なことじゃないか――全部製作段階まで持っていけばいい、違うかね? そう、我々は技術者だ……私たちの仕事はよりよい物を、人のためになるものを作り出して世の中に送り出すことだ、さあ君たち――今言ったことが本気なら今すぐ企画書とプレゼン用意してきたまえ!』
そんな会話が聞こえた。末恐ろしい。なんだあの変態達は。俺は直々に言ってやりたい 『そんなものを作って喜ぶか……変態共め!』と。きっと全力で喜びそうだが。
デュノア社も比較的まともな人多かったのに、あの『へんたいたち』と組むと技術力が跳ね上がると同時に『良心を持った変態』が増えた気がする。
そして恐らくシャルロットはその被害者だ。俺が知っているシャルロットはあんなに黒くありません。決して、決して信じない。
話を戻そう、恐らくと言うか間違いなくオルコットさんの機体はゲテモノになっている。
主任とお話(尋問)して教え貰ったが、元々のブルー・ティアーズのコンセプトを完全に残しつつも、最新のオルコットさんのデータから将来的に使いこなせるであろう、将来的に可能であろうという事をちゃんと考慮して機体を改修したらしい。ただ主任は『アリア嬢の時に続いて再び私の自信作だ』と嬉しそうに言っていたが。
主任としてはかなり真面目に作ったものらしいので心配ないとは思うが、はやりなんというか嫌な予感しかしなかった。
会ったことはないけど『篠ノ之束』博士が仮に主任と出会ったらどうなるのか、考えただけでもゾッとする。
「主任が近日中に来るって話に、そして2人の転校生、ね――本当IS学園にいると話題に困らないというかなんというか それで、いつまで付いて来るの? 一夏達と別れてからずっとついてきてるみたいだけど――用件があるなら聞くぞ?『いつぞやのお嬢さん?』」
「あら残念、気がついてたんですか――私としては完璧だと思ったんですが それと、覚えていて頂いて光栄です」
俺が振り向いて、既に夜道といってもいい自身が歩いてきた道に対してそう言うと――木陰から一人の女子生徒が手に扇子を持ちながら出てきた。そして開か
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