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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
第一章 『学園』 ‐欠片‐
第17話 『蒼い雫』 後編
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た。あのブルー・ティアーズというBT兵器は、オルコットさんの機体、本体の『ブルー・ティアーズ』の加速能力と機動力を補助するスラスターとしても機能する。
そして、オルコットさんの最大の弱点――動きの中に存在する遅れ、その遅れがどのタイミングで発生しているのかという事を理解して、オルコットさんの射撃の特性について大体の把握をする。そうすることで自分が一気に決めにいけるタイミングを作り出して、勝負を決めに行く。
だから私は、彼女の主兵装であるBT兵器の機能と機体の機動力を大幅に下げて、更に"Nightmare Mirage"でオルコットさんからのロックを完全に外した上で、ブルー・ティアーズの兵装を完全に機能できなくする、そうする事で勝負を決められると私は考えた。
こちらは近接武装のみで、相手は遠距離武装に特殊兵装、ならば勝つには、確実に勝てるタイミングで一気に攻め込む、これしかなかったのだ。
だから私は、オルコットさんの動きが鈍るか、停止するのを待っていた。そのタイミングを見極めていたのだ。
『最大の力を最高の速度で、最善のタイミングで相手に叩き込む事』
私が狙っていたのは、これだ。そして今――その展開は成された。
私は、今の自分が完全に見えなくなっているオルコットさんに、"Nightmare Mirage"の持続時間がカウントゼロになると同時に、ほぼゼロ距離で、彼女の背後から<ハルパー>を振り上げた
「嘘なんて、つく必要ないんだよ?無理なんて、する必要もないんだよ?だから教えて、オルコットさん 本当の貴女の気持ちを、貴女の本当の思いを。私に、教えて欲しいんだ――それから、オルコットさん、オルコットさんはね『ひとりぼっちなんかじゃないんだよ』」
「……負けましたわ、では――私にも教えてくださいな、どうしてローレンスさんがそう思うのか。そして、貴女が言っている過去の貴女を、一体何がローレンスさんを変えたのか。それから、どうして貴女がそこまで強いのかを」
「私は弱いよ、今も昔も弱いままだけど……うん、いいよ――だけど、この勝負は……私が貰うね?」
「次にやる時は、私が勝ちますわ――ですが、その前に……ありがとうございます、ローレンスさん」
そう言って、一瞬だけしか見えなかったが――どこかスッキリしたような表情で笑うオルコットさんに対して、私は背後から振り上げた<ハルパー>を振り下ろす。恐らく、これで勝負が気まるだろう――そう、思った瞬間に。
それは、起きた。
<<警告、上空よりエネルギー反応――収束砲撃来ます、威力推定不可能、緊急回避を推奨します>>
「ッ!――オルコットさん!」
「え……?――きゃあっ!」
私は、その警告が来ると同時に自身に怖気が走るのを感じ
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