〜雑魚は積もっても雑魚のまま〜
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「貴様らの目的はなんだ?返答しだいではただでは済まさぬ・・・」
「遊びてぇんだよ?金もねぇしな」
ギルドの野郎どもが汚い笑い声をあげた
「まだわかn」
「御託はいい、さっさと始めるぞ・・・どうせララバイを放送するつもりだろう?」
一瞬エリゴールの目が見開いた。しかし目があやしく笑っている。なにか隠しているんだろう
「・・・中々頭が切れるじゃねぇか。まぁいい、テメぇら、相手してやれ。男は殺せ、女は好きにしろ」
「おっけー!!」
エルザがとっさに指示を出す
「ナツ!グレイ!任せるぞ!」
「しゃーねぇな」
「おう!任せろ!兄ちゃん、全部ぶっ飛ばせ!!」
置いて行かれたルーシィ。けっこう不安そうな表情だが安心してほしいものだ。s級ふたりがこんなやつらに負けるわけがない
「女ふたりでなにができる?」
「おい、俺を忘れんな」
まさか忘れられるとは・・・悲しいぞ
仕方ない。応戦体制をとり集中する
「ルーシィ、見とけよ、これがs級だ。エルザ、右は頼む」
「は、はい!」
「了解した」
一気に駆け出す。魔導士はそれぞれ魔法を使いだす
俺は飛んでくる炎を右手ではじく。魔力を帯びた手に死角も弱点もない。高く跳び、垂直にこぶしを振り下ろす。周りに衝撃が走り、耐震のない魔導士は体制を崩す。その魔導士目掛け拳を突き出す
「覇王拳!!」
大きく吹き飛ぶ魔導士には目もくれない。続けざまに近くの魔導士の胸倉をつかみ、背負い投げを決め、ムーンサルトをしながら蹴りを打ち込む
「覇王脚!」
「な、何だこいつ!?体術が、半端じゃない!?」
「親父直伝だ。なめてもらっちゃ困る」
そう言って左右の魔導士のみぞに殴りを見舞う
そのまま手を地につけ足を振り廻し、蹴散らす
「ハァァァァッ!覇王砲刃!」
手刀で目の前の魔導士を斬り飛ばす。実際には切れる攻撃でなく、打撃に近いダメージだ
「覇王拳―」
槍を突き出してきた魔導士の槍ごと吹き飛ばす。魔導士は壁にめり込む
次々に魔力を帯びた両手が大勢の魔導士を吹き飛ばす。その時エルザの方向から大きな魔力が漂ってきた。天輪の鎧か・・・
「んじゃ、俺も・・・覇龍憑依!」
全身が黒い魔力で染まる。そして目が赤く輝く
「覇王黒蓮!」
拳のラッシュを放つ。一撃一撃で魔力がはなたれまるで拳が飛んでいるような錯覚に陥る。その攻撃を受けた魔導士は一瞬で意識を刈り取られ気を失う
「す、すごい・・・」
「お、ルーシィ。見たか?これがs級だ」
でも・・・と人がめり込んだ壁を見てルーシィが複雑そうな顔をした
「すこし、やりすぎ?」
「いつでも全力。親父の
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