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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
番外編〜授業参観日
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side ヴィヴィオ
こんにちは。衛宮ヴィヴィオです。
今私は凄くテンションが低いです。
何故かって?それは……
(ヴィヴィオ、頑張ってね!ママ達はここで見てるから!)
(あー、うん。頑張るよ)
今日が授業参観日であること。私に向かって手を振る母……『エース・オブ・エース』衛宮なのはは有名人である、と言うこと。それだけならば良かったのだが、更に質が悪いのは………
「あー」
弟の優と父親の衛宮士郎も来ている。それ自体はいいのだが、まだ赤ちゃんの優はともかくパパがはしゃぐママを咎めていない。本来ママのストッパー役のパパなのだが、本人はと言うと……
「衛宮さんの奥様はとてもお綺麗ですね」
「いや、まぁ……ええ」
他の子のお母さんたちにそう言われて頬を掻いている。そして、その顔がもの凄く面白い事になっているのです。
ママの事を褒められてにやけるのを必死に隠そうとしている顔、と言えばお分かりいただけるでしょうか。そしてそんな状況でもアイコンタクトで二人だけの空間を作るのを忘れない。
そんな両親を見て、ニヤニヤするクラスメイト。
(衛宮さんのお父さんとお母さんって面白いね)
と言われる始末。
第一何で娘の学校でいちゃついてるんですか両親?
マジで何しに来たの?シャッハ呼ぶぞゴルァヽ(`Д´#)ノ
……いかんいかん、思考が可笑しくなっていたようだ。
落ち着こう、私。深呼吸するんだ。はい、吸ってー、吐いてー、吸ってー。
「では……衛宮さん、この問題を解いて下さい」
「ひゃい!?」
あ、ありのままに今起きたことを話すよ!
深呼吸して落ち着こうとしていたらいきなり先生に指名された。
おかげで変な声が出て皆に笑われてしまったのである。
「え、えーと…」
与えられた数式は何とか解けたが、こんな疲れた授業はもう嫌だ。
と言うわけで、10分休みにママ達の所に行くことにした。
……その行動は無駄であることを、今の私は知らない。
side なのは
「ママ!」
最初の授業が終わると、ヴィヴィオがこちらにやってきた。
その顔はいかにも怒ってます、と言う感じだ。
「ど、どうしたの?」
「どうしたのじゃないよ!あんなk「びええええん!!」……」
ヴィヴィオの大声で寝ていた優が起きて泣き出してしまった。
「お姉ちゃんが大きい声出したからびっくりしちゃったねー。よしよし、大丈夫だよ〜」
「……もういいや」
優をあやしているとヴィヴィオは溜め息をついて教室に戻って行った。
まったく、困った娘だな〜。
「あー」
「ん?」
教室に戻ろう
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