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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
第一章 『学園』 ‐欠片‐
第14話 『ルームメイト』
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う。
「うん――大分形にはなってきたと思う、だけどやっぱりまだ時間がかかるかな――僕も、早くユウ兄とアリア姉さんの所に行けるように頑張ってるよ」
「その意気だよ、シャルロット――だけどあんまり無理しちゃダメだよ?私もユウも心配するし、何よりデュノアさんが心配すると思う」
そこで私がデュノアさんの名前を出すと、シャルロットは あはは… と苦笑いを浮かべる
「……何かあったの?」
「あー…うん、そうだね――僕がお父さんにユウ兄やアリア姉さんのところに行きたいけど、お父さんや皆の力になりたいから頑張るよって言ったらね――」
ああ、うん――大体予想できた。デュノアさんの事だ、きっと…アレだろう。親馬鹿炸裂したんだと思う。
「何かお父さんが号泣しちゃってね…それで僕の話を機体開発をメインでやってる『ネクスト・インダストリー社』の開発部の人達に言ったら、えっと……何か凄い一致団結しちゃって、主任さんもここ最近研究開発室から出ないでずっと作業してるみたいで…」
「ああ、それはいいと思うよシャルロット――貴女は無理しちゃダメだけど、あの『へんたいたち』は逆にそれ止めると大変な事になるから、シャルロットだけは無理しないでね?」
「ア、アリア姉さん?」
いけない、疲れてまた変な言葉が出てしまっただろうか――でも、あの人たちが変態なのは変わらない。特に主任は。
「ゴメン、シャルロット――疲れててまた変な事口走った。忘れて?」
「あ、あはは……うん、僕聞かなかった事にするね」
そこでふと私は思い出す――そうだ、シャルロットに話しておかないといけない事と、『仏蘭西国企業連』の情報網で調べて欲しい事があったんだ。恐らくだけど、レオンさんと他の皆の力があればいけると思う。
「ん、シャルロットはいい子だね――それで、話を戻すんだけど…ちょっと話したいことがあるんだ」
「何?アリア姉さん」
そうして私は、今日あった事――イギリスの代表候補生に対して私が『ある理由』で完全にキレて、そして相手が決闘を申し込んできたのをいいことに、私も勝負を仕掛けてしまった事を話した。
「……アリア姉さんの一番触れちゃいけない逆鱗に触れちゃったんだね、その人――僕も、2人に教えられて、変わることができたから確かにそれはいい気はしないね――うーん…僕がIS学園に行けてればなあ…思いっきり僕もやりにいったんだけど」
「シャ、シャルロット…?」
あれ…シャルロットはこんなに物騒な事を口走るような子だっただろうか――もしかして、あの『へんたいたち』に毒されたのだろうか?だとしたら大変だ、今すぐエディさんに連絡をしなければ…
「あ、あはは――なんでもないよ?」
「…それでね、シャルロットに『仏蘭西国
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