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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
第一章 『学園』 ‐欠片‐
第14話 『ルームメイト』
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ンスさんは見てた感じだけど、ちゃんと分かってそうだよな…」
「まあ、男の俺でも企業所属でISについて勉強したり触れたりする事は多かったし、学ぶ事も多くある環境だったからな――色んな意味でだけど。 んー…俺で教えれる事なら教えるが?」
「マジか!?」
「おう、俺は逃げも隠れもするが嘘はいわねえ と思う――あー…そうだな、アリアー、ちょっといいかー?」
自分の机で片付けをしていたアリアを呼ぶ――昼休みに聞いた話だが、二時間目のあの時、アリアが完全にキレた後アリア自身は流石にやりすぎで軽蔑されたんじゃないかと思ったらしいが……アリアと仲の良かった布仏 本音さん曰く、引かれたり軽蔑されるどころか
「あぁ…怒ってるお姉さまも素敵――あの時の目で私を罵ってお姉さまぁぁあああ!!!」
「確かに怖かったけど…キュンッてしました……本日二回目だけど、この気持ち――まさしく愛だッ!私はローレンスさんを所望するッ!」
「お姉さまを狙う輩が多すぎる…!お姉さまは渡さないッ!よろしい、全面戦争よ!」
「ふふ、ふふふ……お姉さま争奪戦――争奪戦を純粋に楽しむ者こそぉぉおおおお!!!」
など、他にも色々あったらしいが、その中には間違いなく織斑先生が全力で動いて自主規制するような内容も多かったらしい。
ちなみに何人かは織斑先生に粛清された。曰く、 『 生徒の犯した過ちはこの織斑千冬が粛清する 』 とかなんとか。
アリア自身、布仏 本音さんからそれを聞いて本気で限界が見えたらしく早退を考えたらしい。
俺も今そんな気持ちだからよくわかる。なんかこのまま全力でフランスに帰りたい、ああ――シャルロットは元気にしているだろうか。
そんな忘れてしまいたい回想は置いておいて――俺が呼んだのに気が付くと、アリアは片づけを済ませて鞄を持つとこちらに歩いてきた
「呼んだ?ユウ」
「あー…アリア、ちょい相談なんだが――人の物教える事とかできる?」
「…呼んだと思ったら失礼な。――私なり、の方法でなら教える事はできるけど――それがどうかしたの?」
「あー…いやな、一夏がISの知識皆無だからさ、色々教えてやろうと思うんだが、技術面だとアリアのほうが上だから手伝って欲しくてさ――無理にとは言わんが」
ちなみにだが、俺とアリアの純粋な実力差で言えば、間違いなく彼女のほうが技量は高い。
彼女は――修羅場や場数を踏まえた事も相当だろうし、単純に近接戦闘技術という面で見たらアリアは確実に『神域』レベルだ。それこそエディさんが驚くほどに。
まだフランスに居た時に、俺とアリアのちゃんとした戦闘データを取った事がある。
そこから分かったのは、『アリアの反応速度と瞬間状況対応能力は群を抜いている』という事だ。
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